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2008-06-28

筑豊直方へアートピクニック

筑豊直方を行く 筑豊直方を行く

今日は生まれてはじめて直方市へ行った。
大分からソニックで折尾へ。国鉄時代の駅の空気が充満する歴史的価値の高い折尾駅の階段を降りてから筑豊線に乗り換え。
乗ってから気づいたんだけども、筑豊線って「筑前」は走るが「豊前」は走っていない。よって「筑豊」ではないんだね(笑)。そんなことを思いながら遠賀川沿いにかつては石炭を運んだ鉄路を経て直方へ。

直方駅から商店街を歩きしばらく行くと、直方谷尾美術館が今日の目的地。
建物は直方藩の殿町筋にある昭和初期の医院。それを明治屋産業のオーナー故谷尾欣也氏が購入して1992年に私立の美術館にしたそうな。谷尾氏の没後、遺族により
コレクションと共に2000年に直方市に寄贈され、改修を受けて2001年4月に開館したそうです。レトロな医院&茶室の隣に展覧会も十分できる新館がくっついた構成です。

谷尾氏は1997年に福岡銀行直方南支店だった町中の赤煉瓦旧十七銀行も購入して今の「アートスペース谷尾」にしたとのこと。
そして、2つとも市に寄贈したそうな。
こういう資産家というか篤志家がいて残してくれるのは市の財産ですな。うらやましい限り。

今回は、新館で開催中の鉄のインスタレーション作家阿部守さんの作品展「阿部守展、鉄の詩」を観てきました。
ギャラリースペースのインスタレーションは静寂かつ迫力があり、茶室に置かれた小品は小さいながらも存在感のあるものでした。

筑豊直方は石炭のイメージがあったけど鉄工所で有名なとこらしい。かつての石炭から産業転換を果たし今は北九州地域の自動車産業を支えているそうです。
そうした地域の特徴を喚起させる意味もあって鉄のインスタレーションで活躍されている阿部守さんの展覧会が企画されたようです。アートは「現代」を知るために、歴史的なことや現在につながる側面を引っ張り出す役割でもあることを教わりました。いい緊張感のある展覧会でした。いい勉強になりました。

ところで。
館内には直方市東側の豊筑国境沿いに展開した高取焼のカタログと報告書がありました。
ここで急きょ、城屋のDNAが発動(^^ゞ
城郭研究にとっても当該期の陶磁器を知ることは必要ですので仕入れてきました。
直方市の東には母里太兵衛が城主だった鷹取城があります。その麓に開かれた窯から福岡藩の藩窯「高取焼」が輩出されたのです。

館を後にして一路、門司港へ。直方市街地の商店街を歩いて町外れの筑豊電鉄筑豊直方駅へ行き、筑豊電鉄で黒崎まで出る。
そして、門司港にて出光美術館によってこれまた城郭研究と関わりの深い『古唐津』のカタログを仕入れる(..ゞアセ
はて、今日は何が目的でしたっけ?

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