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2005-10-06

茅野良男先生の岡の里哲学講座

Kayano竹田市のまちづくり組織の老舗、岡の里事業実行委が毎年行っている哲学講座がありました。
講師はハイデガー研究など実存哲学の泰斗、茅野良男先生。
大学時代に入門書として読んでた「実存哲学入門〜新しい生き方を求めて〜」(絶版だけど古本屋で入手できます)の著者が竹田出身で、退官されて数年前に故郷に戻ってこられているのです。かなり以前からずーっと盆の帰省の際に夏季講座として開かれていましたが、今は秋の夜長の10月に3回開かれる哲学講座となっています。

現在の内容は、近代日本が如何に「西洋哲学」と出会い受容したかという、「近代日本の哲学」
内容はとても取扱いの難しいものですが、それを先生が要点を硬軟あわせてよどみなく解説していきます。
先生の著述をコピーして作ったテキストをもとに、2002年の夏から年3回のペースでおそろしいまでにゆっくりとしたペースで開かれています。10数人程度の受講者もやはりゆーっくりとしたペースで聴いて学んでいます。
去年は幕府の学問所の中心人物であった西周たちがどのように西洋の学問体系と出会って認識したかという内容。去年の第3講から渡辺崋山・高野長英が西洋の学問体系をどのように認識したかという内容になっています。(けっこう教養部並みですな)

単なる文化講座のつくりではない、その営みそのものが哲学講座というようなスローながら濃密で繰り返しながら反復する有意義な講義です。自分の知識をフル回転して思考するいいチャンスとなっています。

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