2011年2月 4日 (金)

『体感、実感!にっぽんの名城』@徳川大坂城

歴ーっしゅ!
3日は、『体感、実感!にっぽんの名城』第5回目を観ました。
あまりにお城好きのハートを刺激するNHK大阪制作の好番組に嫉妬したのか?NHK総合の『ブラタモリ』はこの日は江戸城外濠(´・ω・`)。
おかげで、ツイッターな方々は録画してブラタモリへ行ってたようで閑散とした感じ。ほとんど嫌がらせですね(^^ゞ

第5回は、名古屋城に続いて、徳川氏の天下普請による徳川大坂城。
太閤の城というイメージと、既に文化財の地位を得た「大阪城天守閣」(昭和建築なので大坂城ではなく大阪城)ばかりが注目されますが、
現在の大坂城は徳川将軍の西の居城としての大坂城の様相を楽しむポイントがたくさんあります。
美甘子さんが言ってたように、大坂城が居城として機能したのは幕末の将軍家茂・慶喜の時です。
この時期は政治の舞台は江戸じゃなくて京坂の地。まさに、「大坂幕府」状態でした(^^ゞ
時と場合によっては、幕末に鳥羽伏見の戦いに続く、第2次大坂陣があったかもしれませんね。
今回は、大手門・千貫櫓から二の丸を経て本丸まで&南水堀・六番櫓までのコース。

南西側にNHK大阪放送局(BK)がある地の利を活かしての大坂城遠景を用いた解説はとてもわかりやすくて G Jヽ(・∀・)ノ
但し、NHK大阪放送局からでは北側の京橋口・青屋口からの高低差の激しい石垣壁面のアングルまではカバーできないのが惜しいところ(*^_^*)
とは言え、片町方面からのアングルが可能だったとしても、たぶん樹木に隠れてあんまりわかりづらいだろうなと思います。
ツイン21から撮影させてもらうわけにいかないでしょうし(爆)

冒頭は大手門にある典型的な桝形門(2つの門と石垣で枡状に区画したユニット化した城門)の丁寧な解説。
ここでは、もちろん大手土橋に対する千貫櫓からの横矢掛かりや門にある鏡石も概説。
5回目ともなると、すっかり「横矢掛かり」は定着してきましたですね(^^ゞ
今回は、絵図に加えて古写真の収録された図録などを持って歩くと往時の様子を踏まえることができることも紹介されていました。
案外、焼失したものが多いので、一見、広い敷地にみえる場所も案外建物で埋まっていたことを知ることができます。
一般の方にはちょっと敷居が高いかも知れませんが、チャレンジしてほしいなあと思います。
続いて、二の丸の解説。ここでは、巨大化して一般曲輪化した馬出しを説明。千田さんの研究の大きなポイントとなるお話。
もちろん、25分に収めなければいけないので概説という案配でしたが(^^ゞ
併せて、南水堀に面した激しい一番櫓・六番櫓からの横矢掛かりを紹介されてました。

名古屋城の回もそうですけど、徳川大坂城も一度全体の曲輪配置を図で把握してから見た方がよかったかも?と思いましたけど、
それはさておき、ここまで大阪城天守閣抜きでここまで徳川大坂城の魅力をじーっくり語った番組なんて今までなかったでしょう。
ホントに毎回、感慨深いなあと思いながら観ている次第、ありがたいことです。
次回は、あの『豊臣大坂城屏風』を用いての失われた豊臣大坂城を探るの巻です。楽しみですね。

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2011年1月28日 (金)

『体感、実感!にっぽんの名城』で馬出しが語られました。

歴っしゅ!
27日は、千田先生と歴っしゅ!美甘子さんの『体感、実感!にっぽんの名城』第4回を拝見しました。
今回は、25分丸々、尾張名古屋城を歩くの巻。
絵図を観ながら今とは違う名古屋城の初期プランを探ろうという、少し学術的な内容(^^
国立公文書館データベースからダウンロードしたデータをiPadに入れての城歩きです。
と言っても、アナログな方は学研か新人物往来社なムック本に収録されている城絵図コピーでもいいとは思いますヨ。

最初は、名古屋城の石垣を観ながら、西国大名を中心に石垣を運んで築いた名古屋城天下普請について。
家康さんの天下普請は、一般的には豊臣恩顧の西国大名を疲弊させるための「容赦なき軍役」と言われています。
けど、朝鮮出兵を経験した西国大名や慶長期に西遷して新たに築城した大名の方が城郭普請に手慣れていることを思えば、
土塁に石垣を張る程度の東日本の大名に石垣普請させるよりも、天下普請を彼らにやらせるのは当然のことと思います(^^ゞ
また、西国大名は過酷な朝鮮出兵直後も関ヶ原の内戦に参戦し、新たに得た領国にも新規に本城・支城を築き続けていたことを思えば、
キッツイ軍役だったとは予想されますが、潤沢な収入をもとに残業を厭わないエリートのように軍役をバリバリこなしたことと思います。

もちろん名古屋城ですので、「加藤肥後守 内小代下総」という有名な刻文のある天守台算木の石材も紹介されていました(・∀・)
現地行くとわかるのですが空堀に面して潅木があって、実に撮影したり見づらいのが難点(^^
ちなみに、小代氏は加藤の重臣。もともと肥後国衆の出自で、今の荒尾市辺りの国人領主です。
そんな彼も加藤氏に仕えてバリバリの織豊系城郭技術を使いこなしていたわけですね。

その次は、表二之門前の今は一部が埋められてしまっている「幻の馬出し」についての解説。
門の前に空堀を回して出丸のような防御空間をつくり、両側面に細い土橋の通路を設けて出入り口とする工夫が馬出し。
名古屋城では馬出しに雁木をつけ多聞櫓を廻して橋頭堡にしたことや東側の土橋には外側から横矢掛かりが効く工夫を紹介されていました。
「桝形虎口」と並ぶ近世城郭の出入り口である「馬出し」の工夫について、千田さんが丁寧に解説。
平地の近世城郭によく見られる「馬出し」も熊本城でみた桝形虎口同様に我々の業界?では一般的に語られますが、
「馬出し」がその仕組みと共に、テレビで当たり前のように語られるのも、多分今回がはじめてのことでしょう(^^
これまで隣接する人文領域から「城オタクの用語」と揶揄されてきたことを思えば、城郭研究者にとっては実に感慨深いことですね(^^ゞ

そして、千田さんが最近論じられている、《なごや御城惣指図》にある名古屋城天守の初期プランのお話。
天守から本丸への桝形虎口と、御深井丸に出入り口をどう設定するかで大天守から小天守を介して木橋で虎口をこしらえるプランです。
確かにスゴイんですけど、この案がボツになったのはコチャコチャしすぎてうっとおしいからじゃないかと勝手な想像。
名古屋城は、空堀と石垣の遮断効果を重視して直線的な塁線の多い技術的に合理化されつつある段階の城郭で、
初期の織豊系城郭仕込みの実戦的なコネコネしたプランが精査されていく時期にあります。
たぶん、当初のプランを考えた技術官僚(武将)は、徳川氏テイストの期待に添うような「実戦色プラン」を書いたような気がします(^^ゞ
コレって、浜松城とか初期江戸城のコネコネしたプランが多い徳川氏サイドが「これは、スゴイ」と言いそうな感じしません?
でも、豊臣恩顧の西国系な方々が「そんなカッコ悪いことしなくてもサッパリやった方がいいだろ」でボツったのかなと思いますσ(^_^)。

最後は、意外に忘れられている三の丸の外構えと今は道路になっている城門跡まで触れられました。
実は案外残っているんです。そして道路の折れが実は桝形門の痕跡だというのも紹介されていました。
従来はあんまり言及されない部分までしっかり押える視点を出されるのも、千田さんが講師だからこそ。
絵図を持って城下まで歩くと、外堀と城門や惣構えまで見て回れるというお城歩きの秘訣で締め。

今回の馬出しを含めて、1〜4回の中で様々に城郭関係用語が紹介されてきました。
城門に注目→門、桝形虎口、馬出し、石垣、天守・隅櫓……この辺を押えておくと近世城郭の城歩きが本当に面白くなります。
もう一度おさらいしておくと良いと思います(・ω・)ノ
それにしても毎回、濃密な25分間です。
あらためて、千田さんの解説で「学術的な城郭研究で共有されている概念」が広く紹介される機会が得られて本当に意義あるなあと思う次第ヽ(・∀・)ノ

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2011年1月26日 (水)

『体感、実感!にっぽんの名城』で櫓・石垣・堀が語られました。

歴っしゅ!ということで、先週20日は『体感、実感にっぽんの名城』第3回熊本城その2を見ました。
感想書こうかなあと思ったけど、週末が別大非常勤の講義があったので書けずグズグズしてたら1週間経ったのであわてて書いてます。

桝形虎口と本丸御殿・天守に登った&写真の撮り方までを25分でやった前半の第2回に続く、後半戦。
宇土櫓を前に隅櫓と多聞櫓の解説に始まり、二様の石垣までの間で石垣の見方や積み方から時代差をみる視点を語った後、
ぶった切りな大空堀にて多聞櫓などと絡めた守りの仕組みまで、タイトな時間の中で千田先生、懇切丁寧に要点を語っていました。

特に石垣では、野面積み、打込接に間詰石、切込接の特徴から、隅角部の長短の石材を積む算木積みまで一連の解説があったのが印象的。
石垣の積み方について時間を割いてテレビで放映されるのはたぶん始めてではないかと、感慨深いものがありました。
石垣は直接、お城のイメージに結びつくくらいに著名なポイントなんですけど、
だいたいが堅固な……とか、形容詞付きで語られるくらいで、
算木積みはもちろん、それぞれの積み方について語られたことはほとんどなかったと思います。
研究をしている方としてはなじみのある用語ばかりですが、よくよく考えれば意外に普及していないので
今回、じっくり説明があったことはホントに意義があったと思いますね。矢穴とかあったらバッチシでしたけど(^^ゞ

時間的制約などいろいろあるのは仕方ないとして、熊本城編2回分で近世城郭の要点はちゃんと抑えられているのは、千田さんが講師だからこその構成。
一般の方にどういう視点から解説すると良いか観ながら参考になります。
今回の『にっぽんの名城』の番組を通して、これまでの入門書や概説書とはまったく違う縄張りベースの城郭観が
お城好き・歴史好きの皆さんに広がることで、
城郭跡を体感・実感することから戦国・織豊の歴史が語られるようになったらなあと思いますねヽ(・∀・)ノ

2011年1月14日 (金)

『体感、実感!にっぽんの名城』で桝形虎口が語られました。

歴ーっしゅ!
13日は、Eテレでやっている千田嘉博さんの『体感、実感!にっぽんの名城』2回目を観ました。
熊本城跡を舞台に、外桝形虎口・内桝形虎口といった桝形虎口の解説をしながら竹の丸から本丸へコースを歩く前半と、
お城の写真の撮り方を組合せた後半がコンパクトに組み込まれた、本当に「濃い内容」でした。
櫓や石垣は次回だとのこと。やっぱり、でっかい近世城郭は2回くらいに分けた方がいいですね(^^ゞ。

今回の放送は、おそらくテレビの講座でははじめて「桝形虎口」について具体的な解説が成された記念碑的なものになりました。
しかも、織豊系城郭の虎口モデルを論じられた千田さんによって一般の方々に広く伝えられたのは大変有意義でした。
できればCGとまでいかないまでも絵図で赤線とかでジグザグに折れる様子を図化してもらえたら、さらにわかりやすかったでしょう。
番組では、千田さんは自らが論じられた虎口の通路空間にて、美甘子さんに横矢を掛けられて右往左往という名演技?なシーンもあって、
氏の「芸風」が広くお城好きに知られたこともとても意義あった?と思います ^皿^

織豊系城郭から近世城郭への理念である「桝形虎口」や「横矢掛かり」がNHKで普通に解説される時代が来るとは感慨深いです。

今回の熊本城は一見複雑ですが、主郭を中心に桝形虎口を連発させることで縄張りの骨格が形成された理路整然としたプランとして縄張り研究者の間では知られています。
厳密には、虎口の折れよりもL字状の石垣塁線を重ねて通路ができていると理解した方がいいかもしれません。
今回の放送にあるような桝形虎口や馬出しにみられる織豊系城郭の理念が一般的に周知されるようになったら、
いつもの著者のいつものお城のいつもの解説に載っているような輪郭式とか梯郭式といった分類は「過去の遺物」になるでしょう(^^ゞ

近世城郭を楽しむ際には、変な軍学用語紛いの「用語」を覚えなくてもなんら支障はありません。
今回の講座で語られているように、精度の高い見取図や縄張り図を片手に城跡を歩きながら、城道の出入り口(虎口)に注目し、
L字の石塁により形成される桝形虎口・織豊の馬出しの連続モデルを見つけることから十分に楽しめます。
その上で、天守や櫓、塀などの仕組みや構造を理解して立体的にイメージすることで、築城した人たちの防禦の工夫を読み解くことができます。
城郭跡を介して当時の人々の実像と直接向かい合うことができるのが城歩きの面白いところです。
城郭跡は過去と今をつなぐタイムカプセルみたいなものとも言えます。縄張りを理解することはカプセルを開く鍵を得るようなもの。
城郭跡の仕組みを理解して城郭跡から往時の人たちの様子をあーでもないこーでもないと探る楽しみは何ものにも代えられません。

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2011年1月 8日 (土)

『体感・実感!にっぽんの名城』観ました。

8日は部屋の片づけをする予定が風邪がぶり返して寝てました。
ようやく夜になって復調してきました。

というわけで、
歴ーっしゅ!!木曜日に『体感・実感!にっぽんの名城』1回目観ました。
25分があっという間に終わり、とても面白かったです。

1回目は、姫路城。
やっぱり、にっぽんの名城、一般的に流布する「お城=天守」では外すわけにはいきません。
でも、今の姫路城跡は天守は修築で覆屋に隠れて入れません(^^ゞ
「えー、それじゃあ、一般向けお城講座にならないでしょう」
となりますが、姫路城は城門のカタチや曲輪配置、城壁や多聞櫓などから防禦の工夫を知ることでも十分に堪能できますよ、という構成。
まずは、お城の平面構成(縄張り)を楽しむ準備。
精度の良い見取図等を持ちながら、リュックサックとスニーカーとカメラとコンパス持って歩くわけです。
そして、いつもは姫路城コースのお帰り道になる方が本来のメインルートで備前丸まで歩く構成。
予め、曲輪の配置と出入り口(虎口)の形状に注目することの説明をしてから、実際に、菱の門、埋門、ぬの門を通って備前丸へ。
天守付近は工事のため通れないので、ワープして西の丸の現存する長大な多聞櫓で25分。
それらを歩きながら、門の形状やカタチ、曲輪の配置、塁線にあった城壁(狭間)や多聞櫓などを観ながら防禦の仕組みをアレコレ考えての
お城歩きの楽しみ方を紹介するイントロでした。

とあれ、自分の経験でも、一般の方に説明する際には「縄張り」を言葉で説明して理解してもらうのは案外難しい。
去年やった津山市の荒神山城跡や、福岡城跡でも虎口概念を冒頭、口で語る方もなかなか取っ付き部分が得づらいものでした。

たぶん、歴ーっしゅ!!」の美甘子さんも「???」な世界だったかも(笑)
あの辺は、模式図など別画面で紹介しておいたらよかったかも。キモでしたから(^^ゞ
姫路城跡でかいですから2回くらいにわけてもよかったのではと思うところもありますが、追々何とかなるんじゃないかと思います。


自分なりに整理すると、城郭では、守り手がガンガン城壁や空堀を固めて攻め手を遮断したとしても、どうしても自分たちの出入りに城門が必要なわけです。
なので攻め手は下手に犠牲を伴う城壁などよりも、木製の城門前に張り付き城内側からの攻撃を仕寄せで防ぎながら破壊する手法を採ります。
そこで、守り手側にとって、城門前に張り付く攻め手に効果的に迎撃した上で中から押し出して撃退する「出入り口の工夫」が必要となるわけです。
ところが、案外それを実践した勢力は少なくて、出入り口を防禦壁に一体化させることで対応していたようです。
実際に工夫した勢力は次の三つ。
ひとつは、出入り口(虎口)の通路を曲げ、前面に石塁や土塁によるL字の張り出しを造る方法で対処した織田・豊臣氏。
この他、横堀を多用する台地状地形に割拠したことで、横堀の前に緩衝空間(馬出し)を造って対処した武田氏や後北条氏、この3勢力くらいです。
結果的に、武田氏や後北条氏じゃなくて、
織田・豊臣氏が全国を席巻したので、彼らのモデルが近世城郭のスタンダードになりスケールアップして再生産された。
ということで、各地の近世城郭は、彼らのモデルが忠実に反映されておりわかりやすいので、見取図片手にハイキング気分で楽しめる、
織田・豊臣氏が創出した虎口のカタチと曲輪の配置の工夫を理解しながら歩くと、それぞれの防禦の仕組みを満喫できる、
その上で、従来の天守や櫓、多聞櫓・城壁、御殿などの理解がさらに深まる、というわけです。


天守や櫓、多聞櫓・城壁などは、すべからく縄張りと呼ばれる平面構成の上に建っています。
これまでの城郭鑑賞講座などでは、上に建っているものやそこで起きた出来事などを専門家が語り、それを解説したらお城の解説となっていました。
ですから、建物がなければ何もない、城=白亜の天守というイメージを一般向けに植え付け続けてきたわけです。
誤解を怖れず言うと、城郭はたびたびブームになったこともあり、天守や櫓の復元などで「復元考証する専門家」の飯の種になり、
近年は史跡整備や「歴史的景観」など文化財行政の花形となることで文献史学系の先生方にとっても実績作りになるため、
城郭研究に隣接する分野の専門家さんたちが顧問や委員として各地で関わり、
城郭そのもののカタチを二の次にしたまま
建物復元や石垣修復、文献史料偏重の城の歴史、城主譚などから自分たちの専門領域に引っ張り込んで城郭を語っていたわけです。
それらの視点があるとしても、城郭にあるあらゆる構成要素を理解するためには、いの一番に「縄張り」に顕れる防禦の工夫を知ることが大事ですよ、
というのが、「城博士」(^^ゞの千田さんがされる城郭鑑賞講座のキモになると思います。

これからは、城郭そのもののカタチを理解しないで城郭を構成する要素は語れない時代がやってくるし、
これまで「おとなりの専門家さん」たちが言ってきた城郭に関する通説や、単に城史や城主像にひきつけて語るような概説はどんどん塗り替えられます。
その嚆矢として、天下?のNHKを通して一般向けを対象に、城そのもののカタチに着目した城郭鑑賞講座が語られる意義は大きいのですヽ(・∀・)ノ

↓白亜の天守の出入り口も、ほら、曲がってる(^^ゞ

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2011年1月 5日 (水)

直伝 和の極意で「体感・実感 にっぽんの名城」

新年帰省も終わり、1日遅れの初出勤の予定が姪っ子経由の風邪でダウン(ノ_<)。夕方には復調したので何とかなりそう。

さて、NHKのEテレ(教育テレビ)の『直伝、和の極意』の2011年1-3月シリーズは、「体感・実感 にっぽんの名城」
奈良大学の千田嘉博さんが講師で「新たな城観賞のポイント」を案内するものとのこと。
1月6日(木曜日)から毎週木曜日22:00〜22:25で12回するそうです。
個人的には、一般向けに、どのように話を進めるのか内容をどう構成しているのかに関心がありますし、
縄張り研究ベースの城郭研究からの視点での城観賞講座というテイストでやっていただけるなら、実に楽しみな講座。

前半は、近世城郭を中心に進めて、後半は、山城歩きから縄張り図まで作成する内容となっています。
テレビで「縄張り図の作成」が出てくるとは感慨深いものがありますね。
さてさて、何城でやるのでしょうか(鹿背山城っぽいけど)
後、8回目と9回目の模型を作るとはどんな模型をこしらえるのでしょうか?
そして、軽妙なトークでポイントを抑えて解説する千田さんのお話をぜひ楽しんでほしいですね。

⇩ということで、はじめて縄張り図の作成がテレビ上に出る画期的?な千田先生の「城観賞」講座、要チェックです。

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追記:年始に千田先生からテキスト本をいただきました。ありがとうございます!!
そこいらに氾濫しているハウツーものや入門本よりも、一般向け入門書として適した内容と思います。1300円ですのでぜひ。

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Foxkeh! フォクすけ!


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