11日は津山から高速バスで京都へ寄って泉州の実家へ。そして、12日は再び京都へ足を伸ばして日本史研究会大会の中世史部会に行ってきました。場所は花園大学。
この日はえらい寒かった。京阪神周遊キップを使ったので実家から和泉府中乗り換えのはるか号で大阪での乗り換えなしで京都まで、ラクチン。そして円町で降りて花園大学。
とあれ、何年かぶりの日本史研究会で、九州からでは知り合いがいるよしもなくひとりで行ったので昼の弁当はさみしくキャンパスで(ノ_<)。
この日の目当ては、戦国期研究がテーマの中世史部会。村井良介氏の報告を拝聴する。
毛利氏分国から現在の戦国史研究の大きな枠組みを知ること、そのついでに歴史学の業界での研究討論のやりとりやコトバの応酬、議論の進め方、どういうかたちで質疑応答が進むものなのか、歴史学研究の業界での雰囲気と慣習めいたものを見学してきました。お城屋さんがもっとも相手するのは歴史学の業界。こちらがどのような議論を積み重ねているのかを把握することは常に必要な作業。迎合するのではなく常に対峙する姿勢を保つためにも。。。
そして、関西方面からみた西日本の戦国史研究の現状と位置取りについて見学するのも目的。
ホントに密度濃いですね。九州では味わえない内容をじっくりと研究報告1時間強と質疑応答2時間強、拝聴してきました。とてもいい勉強になりました。
座席はみんな前へ座らない。後ろに固まる。なんでかな?と思ったけど、多分質疑応答で誰が話すのかは上からの方がわかりやすいからかもしれません。質問は最初から討って出る人はいない。多分ヘタな質問は相手にならないか空気を乱すからだろう。しばらくは司会が促しても質問が出ない。。のは消極的ではなく仕掛けと流れを読みながら構えているからの様子と思われ。。。その証拠に30分くらいから主力級の方々が口火を切り始めて議論が熱を帯びていきましたもの(^^ゞ
質疑応答は議論の意味がつかめていないと参加できないゲームのようなもの。報告者は今日の動向を踏まえて用意周到に準備を重ね、あらかじめ課題設定を提示した上での問題提起をするわけですから、押っ取り刀な質問や、シロート的な場違いな質問は、「問題提起」を意図する大会報告ではかなり空気を読まない人になってしまう様子。フムフム。なので、質問者もある程度の「議論の流れ」をわかる人でないとうかつな質問はできない感じ。こちらは分野が違う門外漢なのでゆるりと観てましたが、司会進行が進むに連れて主力級の方々が関東と関西からの切り込んで議論が進むが、それ以外の地域から乏しいのはちょっと惜しいかも。ちなみに、九州は大友系も島津系も皆無です(ノ_<)。
そして、学会と言えば、書籍販売。2割引なので歴史系の書籍と史料集を軸に、泉州方面と中国方面、織豊期にしぼって城郭史に絡む部分でピンポイントでいくつか購入。かなり散財しましたがこれも先行投資。