2012年1月 1日 (日)

謹賀新年2012

旧年中はひとかたならぬご厚情を賜り、 誠にありがとうございました。
本年も相変わらず、よろしくお願いいたします。
皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

歳々平安日、年々如意春!
平成壬辰年 元旦

2012012


2011年12月31日 (土)

村をフィールドにムラを見据える。

2011年はムラ(業界)ではなく、村を拠点に城郭遺構、及び地域資料情報を駆使して調査を重ねた1年になりました。
この経験は、ムラに居るとみえない着眼点を獲得するのに大きく役立ったと思っています。
中・近世移行期研究のフィールドは村落が主な舞台。
研究室の机上や数日のフィールドワークぐらいでは、歴史資料の背景にある基層はなかなかみえてきませんが、
中世以来の人々の営みが続く山村に身を置き城郭調査を重ねることで、そうした一端を体感することができています。

城郭調査では、遺構そのものの調査に加えて、日常何気なく取り扱っている資料情報を歴史資料として取り扱うことがあります。
時折、それらの成果から「あなたの見慣れた景観にはこういった過去の歴史が刻まれているんですよ」とご案内することがあります。
そうした時に、地元の方がみせる驚きの表情に接することが学芸や学業の身にあるものとして仕事冥利の尽きる瞬間。
日頃見慣れたなんでもない景観が、その話を聴いた後では異なってみえてくるような体験を皆さんに提供することも学芸の役割です。

去年も申しましたが、城郭研究そのものは民間学をベースに歴史学・考古学の手法を合わせて積み上げてきた研究です。
古文書や埋蔵文化財を扱う機会を剥奪したら途端に研究ができなくなるようなヤワな分野ではありません。
本年も
天正〜慶長期を中心とした中・近世移行期研究を中心に、休日を利用して西日本の城郭遺跡の調査研究を行い、
併せて、地域で蓄積された資料情報をもとに圃場整備で消滅した城館遺跡の復元的調査も合わせて進めてきました。
それに併せて、11月の南北九州城郭研究会@天草市、12月は倭城研究シンポジウムに参加して報告と議論を重ねながら、
次の年に向けて、さまざまな論点や調査成果を提出できるよう準備を進めているところです。


核の冬の時代にあって、山村に身をおいて学んだ2011年の経験は大きな糧となりました。
2012年は、この研究室の机上では得られないフィールドワークにより着実に成果を積み上げ、
村から既存のムラへ鋭く斬り込む研究活動を進めていきます。

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2011年12月 1日 (木)

しわす。

博物館学の解説には、こうしたことはあってはならないとされる「扱い」を受けたのは去年の4月ではありましたが、
これを機会に、ハコモノの閉じた世界から抜け出して、城郭跡の調査を主体とする歴史の研究生活をベースとした生活も2年目。
中・近世の時代から続いているかのような伝統的な地域社会とコミュニティーの片隅に異邦人として身を置くという得難い経験の中で、
ハコモノの中では身に付ける機会の乏しい経験を積み上げる日々。

去年は、ネイティブでさまざまな年齢層の人たちが営むコミュニティをみながら、歴史研究で対象となる人の営みを考えるヒントを得たり、
別府大学の非常勤講師で集中講義を行うために、1979年を画期とする縄張り研究ベースの城郭研究のおさらい。
そして、中国地方に赴き織豊系城郭の城郭遺跡を調査する機会を得て、在地系城郭と織豊系城郭の両方を把握できるよう勤めました。

今年は、久方ぶりに家屋の調査を通して、建築学科時代におなざりにしていた「今日の建物」を読みとる訓練をする機会を得ました。
おかげで、城郭跡だけでなく建物を把握し調査する目線を鍛えることで、「歴史学ベースの建築史」へ回帰するきっかけもできました。
その間に、文献史学や考古学などが絡む学際的研究であると共に、各地で文化財整備が活発化する城郭遺跡の議論の中で、
自分の立ち位置を明確に打ち出すことで議論の枠組みを意識的に広げて、城郭研究の議論を活発化させるロールプレイを意識してきました。

もちろん、ロールプレイをするからには、広げた風呂敷に負けぬよう自らの中身を充填する作業もやらねばなりません。
12月は大きな仕事である倭城研究シンポジウムがあります。
城郭跡と建築遺構を軸に遺跡を読み解く歴史研究をしっかり実践できるよう、
最終目標を目指し、万全を尽くして臨みたいと思います。

2011年11月28日 (月)

「明るい大阪 いつまでも 輝く大阪 みんなの誇り」

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2011年10月 3日 (月)

臼杵に行ってきました。

(先週書く予定が風邪でダウンして書いているのは18日。日付を遡及させてますのであしからず。)
10月の第1週は両親がさんふらわあで九州渡海をしてきましたのでご案内。
臼杵の石仏に行きたいということなので、フンドーキン目指して臼杵城・城下町へ。

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石仏観てから城下町へ。車を「石敢當」横の畳屋町市営駐車場に止めると便利。
浜町辺りの小手川商店で昼食。向かいは小手川酒造&野上弥生子文学記念館という
土蔵造の町並みが残るよい界隈。臼杵川側にはドドーンとフンドーキン工場がみえます。    

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小手川商店はフンドーキンの本体ですので、和風の商家な店内は味噌などフンドーキン商品が並んでます。
食事は奥でも食べられるようですが予約済みなので店頭で食事。
フンドーキン直結の味噌汁御膳は、赤みそ・黄飯・甘い胡麻豆腐・かやく・黄身のみそ漬けなどみそ尽くしでグットです。
郷土料理をもてなすにはなかなかいいところでした。
みそソフトもありなかなかイケましたよ。

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中央通りを歩いて長駆、臼杵城跡へ。
正面にあたる鐙坂周辺の整備が進んでおり、最初しっかり登れば臼杵公園となっている城内を散策できます。
大手である鎧坂の前に桝形状に雁木で囲まれた方形空間があり、そこから石橋で外部に繋がっています。
鐙坂を登ると現存する畳櫓があり、復元された大門櫓から二の丸→本丸にアプローチできます。

城郭部分は一見すると臼杵公園になっていて「これって城?」という臼杵城ですが、豊後岡城同様に縄張り理解をした上で歩くと
かなり楽しめます。
……とは言え、両親とヨメサンと歩いたのでほどほどで引き返しましたが(^^  草木が枯れたら撮影に行こうと思います。

臼杵から原尻の瀧を経由して竹田へ。
両親には久住で宿泊していただき、翌日は阿蘇、白水ダムから但馬屋で一服して別府まで案内しました。
さんふらわあで大分へ来られる方は、別府→臼杵→原尻の瀧→竹田(久住か長湯で泊)→阿蘇→荻(白水ダム)→竹田→別府
が面白いですよ(竹田から由布院方面→別府コースでもいいですけど)。
山道が多いので、ちょっとハードですが、お試しアレ。

2011年8月29日 (月)

ああ、憧れの阪神・別府航路。

今回のお盆の帰省では、九州へはさんふらわあ(神戸→大分便)を使いました。
夜景のキレイな神戸六甲アイランドを出航し、一路瀬戸内海を西へ行き翌朝には大分港到着です。
今回は、スタンダードの客室をおさえてリッチに夜行クルーズを愉しみました。
往時の文人墨客たちが行き来した航路を行くのもオツなものです。
大阪→別府便が本流っぽいけど翌朝出勤の都合があるので、神戸→大分便です(^^

神戸六甲アイランドでは出航前にはテープ投げを行います。ちなみに、大分港では銅鑼を鳴らしてくれます。
で、食事を抜け出して参戦。

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19時出航なので、食事をし終わって、ええ案配に明石海峡大橋を通過。

西からのゲートブリッジです。往時の畿内の西端、須磨浦にも近いので、
ここをくぐると「関西帰ってきたなあ」「関西また今度」となります。

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ピンボケな明石海峡大橋。雰囲気ぐらいは伝わるか?
23時頃には瀬戸大橋を通過。やはりピンボケ(´・ω・`)だったのでアップしないけどなかなかの光景。

今年は阪神・別府航路開設100年らしく、こんなノボリをこしらえていました。

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しかも、10月・11月の2回、36年ぶり復活の「昼の瀬戸内海クルーズ(別府→大阪)」を敢行するとのこと。
日中は瀬戸内海の美しい島々、夕方に瀬戸大橋、夜は明石・神戸のナイトクルーズと実にナイスな企画。

今回は、ショップで絵葉書を売っていたので仕入れました。
当時のポスター・案内を印刷したシリーズと歴代の船舶シリーズ。全部は厳しかったので船舶モノベースで10枚仕入れました。
昔は昼の瀬戸内海クルーズや宮島港入港で厳島神社参拝などいろいろと趣向を凝らしていた様子。
アートなポスターも時代を反映していて面白かった。

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これだけネタが揃っていたら、さんふらわあと別府などなどに協力していただいて「阪神・別府瀬戸内海航路」展覧会企画を
やれるなあと思った次第。アートでも歴史からでも斬れる。やらしてくださるところ、ないでしょうか。

090411_11570001 きっと、このオッサンも喜ぶと思うね。
なかなか充実した瀬戸内海の旅路でしたヽ(・∀・)ノ

追伸:阪神・別府航路と言えば、コンヨク2009で出展されたコレですね(^^
Y0UNG-HAE CHANG HEAVY INDUSTRIES
 PRESENTS HONEYMOON IN BEPPU (音出る、注意)

2011年7月11日 (月)

寓居、夜の顔。

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なんとなく撮影してみた夜の近戸草舎。洋間を占拠した書斎部屋は外からみるとこんな感じにみえますヽ(・∀・)ノ 
夜中は目の前をたぬきが歩き、向こうの崖を鹿や猪がゴソゴソ音を立て、遠くでキジの鳴き声がしますw

明日の成果を楽しみに、今日も限られた時間でせっせと一歩一歩本業に勤しみます。

寓居、昼の顔。

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夏到来、な旧由学館の奥に位置する近戸草舎と書斎部屋。 
外観は似ても付かないが間取り的には近いはず(多分)、
めざせタツオさん生活w (・∀・)ノ 

この先には民家はありません(笑) 左手奥の方に豊後岡城があります。

2011年5月28日 (土)

寓居の研究部屋。

クールラックを3台新たに仕入れて、計8台のクールラックにようやく研究資料を並べることが出来ました。
簡単に資料が引っ張り出せる環境になりましたヽ(・∀・)ノ

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前のひっくりかえっていたアパート暮らしから、借家の応接フローリングルームをまるまる占領して仕上げた研究室です。
たぶんどっかの大学の文系な先生の研究部屋並みかも(^^ゞ
無線LANもいれたし、ネットラジオを聴きながらお仕事をがんばらないといけませんね。
写真左手のクールラックの壁の後ろにはまだ段ボールが残るけど、片づければ打合せの机が置けるゾ、たぶん。
わが寓居は、都会の住宅事情では考えられない好環境です。

今のうちに、これまで買いためた書籍を活かしてしっかり勉強しないといけません(..ゞアセ
精進、精進あるのみ。

2011年5月13日 (金)

ホームアンテナ開通。

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御討入以来、玄関入って寓居の中だけsoftbankがつながらないという田舎特有の問題に直面していましたが、
駄目元でsoftbankのホームアンテナFTを注文。1ヶ月半くらいで届いたので連休明けにセッティングしました。
私のプロバイダーは15年近くコアラのお世話になっていますので、光は使わずレガシーなフレッツADSLΨ(`∀´)Ψケケケ

もはや稀少?なNTTのADSLモデム(ルーター機能なし)に近くのB電器で無線LANのあるコレガのルーターを仕入れてつなぐ仕様。
最初につないでみましたがsoftbankだけに説明書き通りにやっても、予想通りすんなり開通しません。
そこで、順番にやっていくことにしてまずは無線LANから。
こちらもすんなりいきませんでしたが、コレガの説明書きを読みながら2〜3回四苦八苦している間にブラウザが設定をつかまえることに成功。
後はネットワーク設定を入力して、無事に無線LAN開通ヽ(・∀・)ノ
これで宅内
どこでもインターネット状態になりました。これだけでもMacBook Proでかなり快適。

無線LANもつながったんだからホームアンテナもいけるだろうと、
アンテナのスイッチを入れてしばらく放っておくと、緑ランプが点滅してあっさり開通。
小さな基地局であるホームアンテナからは携帯の電波もWi-Fiの電波も届きます。これでiPhone4もかなり快適になりました。
谷あいの寓居もコレでようやくネットワークに直結です。ようやっと快適な環境が構築できました、やーれやれ。

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写真のような感じで、居間の片隅に小さな基地局、完成です(^^ゞ
基地局ということらしいので、電磁波をあびて大丈夫なのか?と思いますが、まずは無事に開通したことを素直に喜ぼう。
ということで、携帯電話は自宅でもOKになりましたので、各位よろしくお願いします。

Foxkeh! フォクすけ!


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