2014年12月31日 (水)

あれこれ告知板。

日々、城郭跡の史料的活用を実践し、真の学際的研究たらんとする城館史料学の長い道のり……。

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☆豊前長野城 主郭から小倉津を一望できる立地にあり、無数の畝状空堀群が刻まれた山城。豊臣軍と対峙した秋月方高橋元種の軍事拠点。
※あれこれ・ラボは、城郭跡などの痕跡から地域を読み解く「屋根のないあおぞら博物館」目指して日々奮闘中。

■あれこれ・ラボ (九州版)へようこそ!■
城館史料学からいろんな領域へ、『痕跡から読み解く研究日誌』あれこれ・ラボへようこそ!
中身や管理人については、こちらをごらん下さい。

2012年4月、これまで13年活動拠点にしていた竹田市から北九州市は旧筑前国遠賀郡に拠点を移しました。
稼業では屋根のないあおぞらミュージアムを常に考え、本業では城郭談話会会員として地の利を活かして西国の城館調査等を進めていきます。

「城館史料学と縄張り屋家業」拙稿はコチラ、リストはコチラ)で城館史料学と城郭跡からの文化財学構築を目指し、日々、精進しています。
☆注意事項仕事場には、私宛の郵便物は送らぬようにご注意下さい。 
城館史料学ベースの日々へのあれこれはこのウェブログか、名刺をお渡しした方は自宅(お電話・メールでお問合せ下さい)まで。


■これまでのトピック■
☆平成22年度後期、別府大学(非常勤)で『城館史料学概論』(集中講義形式)出講しました。
90分×3回の12回の集中講義で縄張り研究ベースの城郭研究「城館史料学」を専門的に掘り下げました。  
倭城研究シンポジウムⅡ 倭城〜本邦・朝鮮国にとっての倭城とは〜 で報告しました。 
12月10日(土曜日)・11日(日曜日) 場所:九州大学旧工学部本館 講堂@箱崎キャンパス


■書籍のご案内■

混浴温泉世界—場所とアートの魔術性—
ボクが直接関わっていませんが2009年のコンヨクを知る決定版!カバーページのたくさんの人の集合写真に交じってなぜか居たりします(微笑)。
福岡県の城郭—戦国城郭を行く—福岡県の城郭刊行会編、銀山書房
福岡県の中世城郭についての最新成果が納められた一冊。縄張り図も多数収録しています。福岡県内の城郭のガイドブックとしてどうぞ。
☆『日本歴史752号(2011年1月号)』

吉川弘文館『日本歴史』の新年特集に城館史料学からみた城郭跡整備の問題点について寄稿しています。よろしければご高覧下さい(._.)オジギ
『歴史読本2011年5月号』新人物往来社

特集「日本全国、名城の条件」にて、杉山城、滝山城、本佐倉城と姫路城、赤穂城、五稜郭を執筆しました。
アクロス福岡文化誌7『福岡県の名城』海鳥社

福岡県の戦国期城郭など幾つかの事例について執筆しました。福岡県は古代から近世まで様々な城郭跡が残っていることがわかる一冊です。

2013年2月26日 (火)

生まれ来る子供たちのために。

生まれ来る子供たちのために、何を語ろう
http://www.youtube.com/watch?v=Cjba77_WdXc


何を語ることが
できるだろう。

2013年1月 1日 (火)

謹賀新年2013年

旧年中はひとかたならぬご厚情を賜り、誠にありがとうございました。
本年も相変わらず、よろしくお願いいたします。
皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

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歳々平安日、年々如意春! 平成癸巳年 元旦

 

ちなみに旧正月は2月10日です。旧暦は本当に春を迎える新年になりそうです。

2012年12月31日 (月)

鄙と都のあいだで。

11月6日からしばらくブランクが明きました。
忙しいというよりも、
宿題をためていたので自粛してました(^^
もっとも宿題は残っていますが、年末になりましたのでこの辺で再開です。

その間に参加したものは以下の通りです。
○11/17(
シンポジウム「まにわの山城と戦国時代」@真庭市
シンポジウムパネラーとして参加しました。真庭郡の城館と戦国時代の境目の様相について報告し、
岐阜高専の山本浩樹
さんご一緒させていただきました。
○11/18(日)美作高田城見学会&美作日ノ爪城踏査。
翌日は、美作高田城の見学会。
そして終了後は蒜山に行って
国境の丘城である日ノ爪城の踏査と福田神社を見学してきました。
○11/19(月)「戦国大名尼子氏の興亡」展@古代出雲歴史博物館 に行きました。
その後、出雲から石見路を通って九州へ戻りました。
○11/24(土)岡の里城郭史講座@竹田市 をやりました

○12/1(土)
恒吉城シンポジウム@曽於市 に参加して村田修三先生の中世城館から戦国山城の通論を拝聴。
○12/2(日)大隅高山城の踏査をしてきました。

この外、いくつか踏査をしてきました。
それぞれの経験は来年に生きていくと思います。別途の機会でupしていこうと思います。

さて、2012年は私の人生は大き転換期でした。
都鄙往来をモットーに、これまで過疎地と言われる村的な「鄙」の共同体社会を13年間観てきましたが、
4月から「都」の100万都市の中に予期せず移ることになりました。
仕事
では、一度ハコから外れたものがより大きなハコに移るというのは、まず起こり得ない話しでした。
10年近く悩み、考え、
模索たものが、さも当たり前のようにシステムとして動いているのを目の当たりにしたのは
カルチャーショックでした
(^^
しかし、同時に、
果たしてこの時代に、共同体的自治の残る農村社会の「鄙」の片隅に身を置く自分が、
近代化により
人々が集まってできた工業都市の「都」のバラバラな中の剥き出しな環境に身を移すこと
今後生きてく上で果たして意義があるのか、の部分は大いに悩むところでした。
しかし、これから、の感覚からが何であるかを知ることは両方の体験を持つ立場から可能ではないか。
それは、多くの研究者が都市に住み地方社会をテーマとする歴史研究では意味あることではないか、
これまでの「都鄙往来」の活動さらに広げる機会になると思い、表に出ることにしました。

さて、都鄙往来の新たな第二章ととりまとめへ進める2年目となる、2013年。
1年目はできるだけ往来してきましたが、集めて資料を糧に2年目は腰を据えて調査を進めていきたいと思います。

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2012年8月 1日 (水)

ようやく8月。

7月は12日明け方にあった竹田市の豪雨災害、急激な雨に河川が支えきれず大変な被害を被りました。
2週間ほど、facebookで竹田の皆さんとやり取りを交わしながら、遠くから可能な限りの支援のお手伝い。
主要部の水道など基幹インフラも22日頃までには復旧し、現地の復旧作業も月末には落ち着いてきました。
まだまだ復旧の道程は険しいですが、月もあらたまり8月になりましたので、こちらでもウェブログ再開します。

さて、3日〜6日まで上越市で開催される第29回全国城郭研究者セミナーに参加してきます。
豊後岡城に加えて、長野城と花尾城・帆柱山城のある地域に腰を据えることになりましたので、
長野城では長年関わられてきた村田修三先生にごあいさつしようと思っています。

そして、花尾城・帆柱山城では縄張り図を書かれた中城研の八巻孝夫さんにごあいさつしようと思っています。
それぞれ、北キューに来たので、先行研究・調査を受けて研究していこうと思っていますという感じですね。

その他、久々の学芸職復帰でいろいろと下準備をはじめる意味でも大事なセミナー参加になりそうです。

2012年7月22日 (日)

竹田市の豪雨災害とネットワーク。

7月12日の未明からの断続的な大雨で、玉来川水系が急激に増水し、氾濫。
大野川との合流点にある竹田(魚住)ダムに近い拝田原・玉来・君ヶ園地区が水に浸かり、
JRの切通しを通って竹田山手地区に流れ込む大きな被害を被りました。

大きな地図で見る
それまでに川を深く掘り下げていた稲葉川は辛うじて氾濫せず下流の城下町竹田が被災しなかったこと、
以前は河辺にあった市役所などが高台に移り被災しなかった(移転しなかった文化会館は水没)ことを除けば、
平成の水害と同様の被害を受けました。
被災された皆さんに、謹んでお見舞い申し上げます。

ということですが、私は4月から竹田市を離れ北九州市にいますので被災しませんでした。
転職のあいさつが遅れていたので、申し訳ない次第です。
但し、北九州にあってもfacebookからリアルタイムに氾濫した様子や流木やがれきだらけの被災地の様子が届きます。
転職しなかったらそのまま家屋担当だったので、本来なら、同僚上司と災害対策に奔走していたことになります。
それを思うと、何が起こっていてどういう対応をとるかがわかっている……けど、北九州からでは何も共有できないというのは実に辛いものでした。
ようやく、被災後3日目に泥だしや片づけなどの災害ボランティアを日帰りで行ってきました。
カレンダー通りじゃない生活の中で、何とかひねり出した1日。
せめてものの支援です。本当は被災家屋調査などゼンリン片手に被災地の事務支援したかったけども。。。

今回は、多くの情報を報道経由ではなくfacebook経由で把握し、竹田市内の知人を通して情報を得て自分の行動に移すことができました。
また、直ちにfacebookにグループが立ち上がり情報交換と支援活動が進んだこと、市役所のホームページの更新頻度が高く情報発信が早かったのも含め、
竹田市内外の皆さんのネットによるネットワークが活かされた
この時代ならではの現象だったと思います。
北九州市に居ながら、竹田市の被災地と繋がることができるネットの力を感じました。
但し、去年のように被災地が壊滅的な場合は発信者を含めて全く遮断されてしまい、早急に状況把握ができない事態になります。
このことを思えば、発信する皆さんがおおむね健在だったこと、市役所機能がストップしなかったことはせめてもの救いだったと言えるのかも知れません。

ボランティアに行った当日は作業が手一杯で撮影する余裕もなかったのが本音です。
まあ、歴史の人なら記録しないと行けないのですが、
地元のいろんな方々が当日の様子を送ってくれました。それで十分です。

2012年6月12日 (火)

2つのベイサイド。

まるで外国の運河やドイツのライン川のようにみえる、美しいベイサイドのある街。
ひとつは海峡、もうひとつは湾岸沿い。どちらも船が往来し、対岸まで渡船もあります。
このうつくしい風景を楽しめるように、いいかたちで後世に伝えたいものですね。

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2012年6月 6日 (水)

上津役に入部、完了。

5/27に残っていた後方部隊(ヨメさんと言う)も撤収。引越作業を行い荷物を詰めてお見送り。
それから、ヨメサンを運んで日田往還→小石原越え・嘉麻道→長崎街道を通って上津役へ帰還。

翌日28日に、家財道具と合わせて近戸のお家の書斎にあった莫大な本もやって参りました。
図録と報告書と関係書類などは仕事場に持っていきましたが、残りは上津役のお家に。。。

↓去年の引越した際の書棚です。8台のスチール書棚がありました。

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↓ そして1週間ちょっと。

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何とか押し込みました(・_・;)。
もう少し、片づけたら何とかなりそうです。
さあ、がんばるぞー。

2012年4月 1日 (日)

13年ぶりの復帰。

2012年、4月から竹田市を離れて、福岡県北九州市に拠点を移しました。13年ぶりの福岡への復帰です。
九州大学の学生・院生時代を過ごした福岡市から離れて竹田市役所に就職したのが13年前。
そこで、行政職の基本と学芸職であれこれ経験させていただきました。
しかしながら、稼業の部分で行政職の経験を踏まえた上で専門的な場所で学びを深めるラストチャンスを得たので、
再び福岡県内(福岡市じゃないもうひとつの方だけど)に拠点を移すことにしました。
大学院時代、福岡市周辺の城館調査からはじめて豊前国まで調査範囲を広げる準備をしている最中に竹田市に採用されたのですが、
稼業以外の本業の分野では、その続きを再開することが出来そうです。
その一方で、これまでお世話になってきた竹田市に対して自分の専門領域できちんと成果をあげることができないのは心残りな部分です。
その分は、ひきつづき竹田市も重要な研究フィールドとして外部の専門家として関わりを持っていくつもりです。
稼業なことは書けませんが、それ以外で進める本業のアレコレはこの「あれこれラボ」に綴っていきますね(微笑)

竹田市では、研究する身分が常に紙一重なことを体感しました。辞令ひとつで専門の先生と呼ばれたり、市井の「お詳しい」方になったりします。
そうした体験を経て、専門的な属性に甘んじることなく、そうした身分が外れたときにも本業で「これが自分のライフワーク」と言えるものを持っているのか?
これを常に問いかけながら、今後とも自分の研究をまとめていきたいと思います。

新たな場所に拠点を移すとは言え、竹田市内の方々に「竹田の人より竹田に詳しい」と評価していただいていただけに、
市外では城郭研究の分野で専門性を評価していただいた部分で、市内でも同様に自らの専門性を認めさせることが出来ていたならば、
このすばらしいフィールドを全国に伝えることができたという無念さは変わりません。
今後は、竹田市内では「外部から来る専門家」として幾許とも研究を進め、皆さんの恩義に報いたいと思います。
また、今後も屋根のないあおぞら博物館づくりという岡の里事業実行委員会以来のプロジェクトに在野から支援と関わりを持ちながら、
研究者として竹田市=岡藩・熊本藩豊後領・天領=豊後国直入郡この素晴しいフィールドをモノにしたいと思います。
引き続き、ご理解とご支援をお願いいたします♪( ´θ`)ノ

ということで、14年目の稼業もがんばります。

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2012年1月23日 (月)

旧正月。

今年の旧正月は、太陽暦で1月23日です。
ようやく太陰暦で壬辰年がはじまります\(^o^)/
長崎のランタンフェスタ、行きたい。

私的には太陽暦な正月から三週間は缶詰め状態でしたので、ちょうど太陰暦な正月から再起動といった案配です。
既に2月に向けて、軽いジャブを準備しています。
乞うご期待。

新春早々から寒波がやってきます。
九州の内陸でも真冬日になりそうな勢いですが、寒い中、遅れを取り戻すべく集中して原稿をまとめていきます。

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Foxkeh! フォクすけ!


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