2009年8月 5日 (水)

マニフェス頭。

久しぶりに実家に帰省。そして久しぶりにテレビを観る。
各党のマニフェストを点検するという会議があったり、識者が各党のマニフェストをあれこれ評価したり。。。

4年前のマニフェストはどこまで実践できたのか?をチェックしようという組織をつくろうなんて、政党を「監視」する圧力団体でもつくるつもりかしら?と思うほどのマニフェス頭が多数出没。
そんな人たちの中には4年前から比べて今の与党は一貫性がないとか言うのですが、2年前の参議院選挙のマニフェストにはあまり関心がないのが興味深い。参議院選挙で野党躍進させた民意があるから与党は4年前のマニフェストを修正せざるを得なかったんではないかいな?

もうひとつ、久方にTVタックルみたけど、対中外交がテーマのようでしたがほぼ同じメンツなのに4年前辺りの強硬路線とまるで違っていたのには驚き。これに限らず政党のチェックする前に4年前の識者の言ってたことも再放送してチェックしてみたいものだ。コイズミ時代に言ってたことをもう一度確認しておきたいもの。それにしても、時間をかけて真綿で締めるように追いこみ最後には屈服させる中国外交はおそるべしですね。

ところで、初の裁判員裁判の日に芸能人の薬スキャンダルをぶつけて三面記事メディアを操作する手法は相変わらずだなあと苦笑。。あらためてサイキックのない寂しさよ。

2009年5月11日 (月)

「皆さん自身がよくお分かりだと思います。連日、皆さんの報道にありますから」

今日はいろいろお手本になるスピーチを多く拝聴した1日でしたが、最後の最後にうまいことを言うなあと思ったものが飛び込んできました。

民主党小沢代表の辞任会見(全文)

別に支持政党でもないので、党派うんぬん言うつもりはありませんけど、ここ数ヶ月のパブリックなメディアや評論家に対する強烈な皮肉であり宣戦布告のようです。おそろしや。
あなたたちががんばって叩いたつもりのようですけど、党に対する市井の評価は変わっていません。
党が勝ち政権交代を為すために万全を期すために、標的から外れるだけですってさ。

パブリックなメディアはたぶんきちんと書いて下さると思いますが、念のため信頼のおけるソースで(^^ゞ


話し方や考え方をどう表現するかをしっかり学ばねばと思った1日でした。

2008年10月 4日 (土)

「ペログリ流」代表質問

Book_yasuo3日の康夫チャンの代表質問は、あとで参議院インターネット中継でみたけど本当にすばらしく「議会制民主主義」な代表質問でした。
党派で肩持つつもりはないけど、欧州で応酬されているであろう、自己の政治哲学を実践経験をベースに、ウィットとレトリックと皮肉(決して誹謗中傷ではなく相手のロジックをもって相手を討ち取る舌鋒)を日本語ですればこういうこと、という絶好の好例となりました。もうひとりくらいいると、比較できてなおさら良いけど。今までブツ演説はいっぱいあれども、ここまでレトリックの効いたものはなかった。それだけでも十分、「歴史的」である。

おそらく、明治以来のニッポンの議会制民主主義でも指折りの「歴史的な代表質問」のひとつになるだろうと思う次第。たぶん与野党通じて田吾作ぞろいの人たちでは、レトリックがだめだし知識と解釈も駄目ぞろいなので絶対にやれない芸当だろう。今までこういう存在がなかったことはそれだけ社会が「成熟」してなかったことだろうし、ようやくこういったタイプの文化的素養の持つ「政治家」を輩出する成熟度がこの国にも生まれたのかと思うと、80年代文化も少しは歴史にカタチを残せたのかと感慨深い。

こういった演説が少なくとも3割の政治家が出せるようになったなら、ニッポンは本当の世界に冠たる名誉ある国家となるだろうと思いましたね。一般人にはちょっとうっとおしいかも(^^ゞ
とあれ、太郎チャンと与党を彼らの論理とやり方で討ち取る「ペログリ流」代表質問をした康夫チャンの全文を読んでみると興味深いけど、映像で太郎チャンの物まねを合わせるとさらに興味深さが増すこと請け合い。一見アレ。

そして、ペログリさんは今回の野党的攻め方だけにあらず。政権党的「所信表明演説」もやはり
自己の政治哲学をベースにウィットとレトリックですばらしいものをしてくれるでしょう。その日が来ればニッポンの未来も面白くなるし、文化国家になる日も近いだろうと文化政策の片隅にいる身としても楽しみではある。

2007年6月27日 (水)

ハケンはピンハネするものってわからない人たち

基本的に、規制緩和後の人材派遣業は、雇用者側から紹介手数料をとって利益をあげるのではなくて、雇用者側には労働力をリーズナブルな経費に抑えて売り込み、抑えた分は、仕事をあっせんしているという優位な立場を押し付けて労働力を提供する被雇用者がもらう賃金の受け取りに介入して、ピンハネして稼ぐ「口効き屋」商売。
ついでに被雇用者の権利行使を阻害して二重に収奪する「労働法の抜け穴」代理業。

とどのつまりは、彼らの商売は雇用者側の代理人であって、被雇用者側の斡旋代理人じゃないんですよ。
これがわからない人がどの階層を通しても多いのが「謎」。基本的な労働問題すら勉強できていないのかと。
大昔の港湾や炭坑のヤクザものの商売以来変わっていない伝統なんですけど、なぜに誰も指摘しないのかね。

雇用者と被雇用者の間に、雇用者側の利害にたって仲介するから、需要と供給のバランスが崩れて被雇用者の労働対価が、成熟社会で暮らすには必要以上に下げられてしまったから、格差の問題が起きたのです。

なんて指摘すると、斡旋してもらっているのだから文句は言えない、仕事がないとどうするのだと、正規雇用などの持てる側に間違って食いつく「搾取のわからない人たち」が一定数いる。

基本的に人材派遣は、プロ級専門職フリーランスの「代理人」の役割。
それを知ってて「いつでも働けるスタイル」と政治経済にウブな人たちをだまくらかしてピンハネ飯場に押し込むのが「人間リース」な企業のやり口。

ハケンの品格なんぞ、フリーランスなイメージで偽装した派遣社員のイメージをすりこませて、現実の派遣社員と一般社員、そして何のテクもない素人をその気にさせるプロパガンダ。
正規雇用を搾り倒したクセに働かないニートイメージをまき散らして、働けない若者を世間から隔離させた上に、ピンハネ緩和で二重搾取する財界のレトリックに乗せられるなよ、ケツの穴までむしられるぞ、日本人。

ピンハネを止める手だては単純で、「賃金からピンハネするな、斡旋料は雇用側からとりなさい」と人間の再生産手段の確保のために規制をかけることからはじめるほかない。そして派遣産業を職安のような斡旋業へ淘汰させるほかあるまい。

さもなければ、搾取されつづけた人が一定数を超えた社会となれば、高度経済成長&バブル以来の「貯金」を食いつぶし社会の再生産を失う停滞社会の道が待っている。このまま、再生産手段を奪われた人々は年をとる一方で、ピンハネ会社が再生産を求めて新たなピンハネ対象を囲い込み、それで企業が利益をあげて投資家が潤う社会でいいわけないでしょう?

時間は本当にないのです。

2007年4月27日 (金)

昭和の日にみるノスタルジーの空虚さ

4月29日は昭和天皇の誕生日だったから「昭和の日」にすると去年の国会で決まった時は「アホが」と思ったものですけど、あらためて平成も20年近く経とうとするのにいまさら「昭和」に思いを馳せてどうする?
1926年生れが81才を思えば、戦前期昭和をリアルに知る人はどれくらい生きているのだろう?もはや歴史の世界に片足突っ込んだ状態にありますわな。だから戦前期昭和を語る今のひとのリアリティのないこと、ないこと。

で、30代が物心ついた段階で昭和も55年くらい経っているので、後は1989年生れの18才までを思えば戦後期昭和リアルに体験した人はどれくらい社会の中枢にいるのだろう。今のリーダ?たる50代も平成はいってから第一線で管理職とかやってきたクチだもんね。安倍晋三の父上辺りは昭和をリアルに語れるが、本人は
昭和史の重要な配役だった岸信介の現役時代に、膝の上に乗せたお坊ちゃんなんだから話にならん。
だから、リアルに語れなくてノスタルジーの世界で「想う」しかないんだな。

現在のノスタルジーに昭和を語る人は、自分が「オトナ」の目線で語る人が案外少ない
ことからもわかることだ。
そんな昭和の日なんて無駄。

いやいや、むしろ30代以下にとっては害悪でしかない。
子ども時代の記憶にのこる「戦前期昭和」にシンパシーを覚えるリアルに生きていない人たちと、
戦前から生きてきた世代に反抗したけどその後の継承はおろそかな「戦後期昭和」を懐かしむ人たちの、
持てるお金を振りかざしてノスタルジーごっこにいそしむ二つのグループが跳梁跋扈している姿そのものだから。
借金と雇用不安を未来の世代に課して将来の希望の芽を奪うおめーらと共に、ノスタルジーを感じろだと?

なつかしくもないものを、なつかしい!と言えっていうの?

ええ加減にせえや。
そんな暇あったら、明日のことを考えて行動するよ。昭和は歴史の棺桶の中で大人しくしていろって言うの。
昭和好きがノスタルジーに感じるものは、平成者にとっては「自分たちと違う世界のも の」にしかみえない、それで過去と現代をごちゃまぜにしたポップそのものが今のニッポンが得意とするカルチャーなんだから、下手したら下手な空っぽノスタ ルジーが現在のいいところを押しつぶしてしまいかねない。。。

昭和の日を考える人たちにみえることは、我が国の祝日とは本当に民主国家足りえない軽々しいものなんだなぁという感慨だけしか残らない。内閣府は豪華なパンフレットを自治体まで配付してたけどいくらかかっているのだろうか、タウンミーティングよろしく随契じゃないのかしらん。

新憲法制定をうたう過激派真青な「反体制クーデター」政党を与党と仰ぎ、現憲法の修正を求める「当たり前の保守的体制派」の政党を野党に据え置くという、「体制」の意味もわからない奇特な国民に、まともな民主的立憲国家の「祝日」観がわかるはずもないのか。。。な。
 

2007年1月21日 (日)

観光地と演習場〜日出生台と由布院〜

P1020765 大分県玖珠町・九重町・湯布院町(現由布市)にまたがる日出生台演習場は、戦後米軍さんが接収していた演習場。現在沖縄駐留米軍訓練の本土移転により演習が行われています。
で、反戦平和を訴える以上にわかりやすい構図をご案内。

日出生台の高原は、由布岳から続く高原地帯。それ故に帝政時代から演習場。で、玖珠町側からみて反対側の日出生台の東麓にあるのが、朝ドラの風のハルカで自然豊かな観光地として紹介された由布院という図式は案外知られていない。

由布院ってローハスで田園でのどかな観光地??
とんでもない!
観光客で賑わう駅前通りの突き当たりには自衛隊の駐屯地が鎮座しています。そこから北西に登っていくと日出生台。観光地に隣接して駐屯しているのが由布院の実像
実弾射撃で野山にたくさんの武器の廃棄物が散らばる(重金属汚染とか大丈夫ですかね?)日出生台ですが、その下方に位置する由布院の自然は案外汚染されているのかもしれません。

平時の観光地の裏には戦時体制。
そんなことも知らずにのどかにエコなお食事を楽しむ姿こそ、日本国の現実ということに気づいてほしい。美しい日本の野山を返してほしい、ということです。由布院を美しい自然には基地や駐屯地は似合わない。

ちなみに久住高原もあわや演習地で接収されかけました。対岸の火事とは言えないのです。

2006年9月10日 (日)

取締りより、アルコールチェッカーを

福岡の飲酒運転事故のおかげで、街中は検問検問また検問。ちょっとした戒厳令のようです(´д`; 。
なので、携帯電話のときはハンズフリーグッズが流行ったが、次はアルコールチェッカーでしょう。

今度、飲酒運転の要件がさらに厳しくなることは間違いないところ。生理現象故に、厳しくなることで酒以外に含まれるアルコール成分でひっかかる可能性が高くなります。相手の検問に引っかかる前に自分のアルコール濃度を確認して証拠を残さないと、呑んでもいないのに捕まってはたまったものじゃない。
てなことで、一家に一台アルコールチェッカー、車のオプションに「アルコールチェッカー」を義務づけるなんてあれば言うことなしでしょう。事前に数値で酒気帯びがわかることは、自覚による抑制につながるし、みんなも幇助罪に問われず済む。なんせ数字がモノを言うわけですからこれは大きい。そもそも警察が抜き打ちで数値を計るしか方法がないから困るわけで、車のメーターのように事前に数値で把握できる術があればよいのではないかな。

午前様でも公共機関で帰られる都会はいいけど、モータリゼーションな地域はお酒を呑む行為と運転する行為が常に併存している。お酒を飲むことと運転すると言うことが日常で併存する以上、撲滅とか飲酒運転のニュースで煽って、一方的な正義感で「厳罰化促進」のお手伝いをする前に、代行運転割引サービスなどの工夫やアルコールチェッカー設置義務づけといった飲酒運転回避策をキャンペーンした方が社会にとっては健康的ではないでしょうか。

飲酒運転撲滅キャンペーンを精力的に行う運動家のみなさんも、飲酒運転憎し一辺倒ではなく、アルコールチェッカー設置義務づけなどの啓蒙による予防策促進に務めれば、無駄に社会にストレスを与えず効果的に減らせるのではないですかね?
実際、厳罰化により今回の福岡の件のようにひき逃げを多く生み出すイタチごっこを生んで、永遠に撲滅を続けなければならない。それに伴い厳罰化が進むと加害者の社会復帰を不可能にする危険性があり怨嗟の連鎖にもなりかねない。そもそもアルコールは依存症的側面もあるので撲滅だけでなく治療も必要です。そううした性格も踏まえて、なおさら呑むな、撲滅という徹底よりも前に、この数字なら運転するなと事前に知ることが出来る(止めることが出来る)運転時にアルコールチェッカーによる数値の把握を推奨することが先だと思います。

【追記】別件ですがこの記事も参考に。
飲酒運転防止の本質的対策はあるか

2006年8月22日 (火)

あべこべな世の中

最近の風潮を的確に表したキーワードと思うのは、
あべこべな世の中。

アベコベ、あべこべ、アベコベ、あべこべ‥‥
ちょっとした魔法の言葉だ。

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