« お城屋さん、故郷に帰る。 | メイン | 深堀氏の俵石城。 »

2013年2月13日 (水)

岩波新書『信長の城』

村田修三さんの1979年の「城郭遺構を地域史と在地構造分析の史料として活用する」とする縄張り研究の提唱と共に、
新生城郭研究の
重要な理論的枠組みとなった織豊系城郭編年案」(通称、千田編年を1987年に提示された千田嘉博さん
このたび、
岩波新書から新刊を出されました。

Evernote_camera_roll_20130214_23321
岩波新書にしては、チャラい(^^ 帯ですが、
内容は主著の
『織豊系城郭の形成』(2000年)以来、幾つかの論文などで書かれてきた
千田さんの織豊系城郭論が信長のライフヒストリーに沿ってコンパクトに語られています。
我田引水的な論を展開される「お城の論者」さんの監修や編集本が氾濫する中で、
縄張りの
視点からのものは少ないので、千田さんのこれまでの論点の一端を押えるためにもご一読を。

千田さんは以前に
ちくま新書から『戦国の城を歩くを出されていますが、
戦国期城郭を語るよりも、織豊
城郭を語られる方が活き活きしていて、
千田さん
研究の特色である「理念先行型研究」のよさが出ていて読みごたえがあります。

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.blogcoara.jp/t/trackback/143624/31007667

岩波新書『信長の城』を参照しているブログ:

コメント

最近すっかり書店から足が遠のいてまだ立ち読みの機会がないのですが、森家濃度は濃いでしょうか。
濃度次第で、アマゾンで買おうかな…と。(^_^;)

信長度はかなり濃いので、森家濃度はそこまでないものの宇佐山城出てます。
信長経由であれこれ妄想を膨らませるには十分な内容だと思います(^^

読んでみます。どうもありがとうございました。

コメントを投稿

Foxkeh! フォクすけ!


  • Firefox ブラウザ無料ダウンロード
Powered by Six Apart