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2012年6月 3日 (日)

九州支部歴史・意匠系の交流研修会に参加しました。

2日から3日にかけて、日本建築学会九州支部の歴史・意匠委員会で開催されている
教官と院生の論文検討会&交流研修会に参加してきました。
場所は、小松地獄にある九州地区国立大学九重山の家です。

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下半期に修論や支部論報告を行う歴史・意匠系研究室の院生たちの報告と検討会を行い、
終わってから懇親会を開いて親睦を深める企画です。

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翌日は外からお招きした講師の先生のレクチャーを受ける1泊2日という構成です。
今年の講師は京都工芸繊維大学の石田潤一郎先生。近代の府県庁舎研究のレクチャーを拝聴。

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そんな30年以上続く、伝統ある?交流研修会です。
ボクが建築学専攻の修士課程時代(95-96年)の時と同じプログラムで、同じ場所でしたが、
相変わらず山の家の夕方・朝の食事メニューも変わらず不動なものでした(^^

3年前程に竹田市立歴史資料館の職員として顔を出したことがありましたが、
今回は学芸職に復帰して、一応建築史系の端っこに関わるかたちでの参加。
建築史教室から人文系の比文へ出た身としては、こんなかたちで歴史・意匠系に戻ってくるとは感慨深いものです。
あり難いことに、九州支部の歴史・意匠委員会委員に参加させていただくことになりました。

あれから15年以上経ちますので、歴史・意匠系の中はすっかり変わっていました。
西洋建築史系では、地中海建築の調査は相変わらずたくさんありましたが、
日本建築史では、近代建築やリノベーション・まちづくりな計画系と融合した現代風の建築史が主流で、
王道な古建築がらみの調査研究はほとんどなくなっていました。
戻ってみたら、太田静六さんのような「王道」な日本建築史はすっかり低調なものになっていたという案配。
先のことを思うと憂鬱?な状況ですが、
せっかく、歴史学・考古学の空気に触れて史料学について学んできたこともありますし、
日本建築史から「建築史料学」とも言うような歴史研究としての建築史が少しでもできたら、
この世界に戻ってきた甲斐もあるというものでしょう。

修士時代にはよくわからないまま感覚的に「日本建築史」嫌いだった自分を思うと、
今になって研究室の出自を意識して、歴史研究としての「日本建築史」考えるようになったのは、実に摩訶不思議。
まあ、これも何かの縁かもしれませんね。

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