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2012年5月 3日 (木)

10人10冊の日々。

久住白丹に週末ギャラリー兼2nd.アトリエを営まれるダルヴィーダの佐藤さんから依頼をいただいたのは去年の終わり頃。
白い本を預かり、毎日のことを書いてほしいという提案でした。
城郭研究者の日々をどう書こうかと思っていましたが、年が明けてあれよあれよという間にハコ芸への復職が決まってしまい、
日常どころか、非日常のドタバタに放り込まれた次第。

そこで考えたのは、竹田市に居るのことを整理できるのはこのときだけと思い、そちらに集中して白い空白を埋めていくことにしました。
もっとも手元にあるのは終わりの5年間くらいのこと。
しかし、ハコ芸に復帰するベースを培ったのは終盤の数年間の試みが大きかったのも事実。
そうした軌跡のいくばくかをノートに残すことで、竹田での日々を忘れないようにしたいと思いました。
そして4月末に無事納品。3日から展示がはじまったので、さっそくダルヴィーダに行ってきました。

久住高原 DAR VIDAから大分県久住高原の週末と祝日オープンのアートスペースです。

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ボクの本はともかく、他の方々の作品から、いろんな方が竹田市の久住町白丹にあるギャラリーを通して、
様々な交わりを持っていたことの面白さを感じることができると思います。

今回、白い空白を埋めながら、自然と歴史と文化ベースで取り組んだ自分のハコ芸な活動と、
食育ツーリズムで名を馳せたパッケージ事業を重ね合わせていろいろ考えました。
というのも、ダルヴィーダと今回10人の中に加えていただいた皆さんとの間には、パッケージ事業で学んだ
地域を介したデザインプロデュース&経済的循環プログラムを共有できるんだろうなと思ったからです。
加えて、そうした舞台を設定し受入れる豊かな風土を持ち合わせていることが、
竹田市域の自然と歴史と文化の厚みを証明するんだろうとも思い至ったからです。

地域に根ざすひとたちと遠来から往来する専門家と呼ばれるひとたちが付かず離れずでうまく交わる土壌を持てることが、
パッケージ事業の分野で「竹田方式」と呼ばれる、或いは岡の里事業が目指した「エコミュージアム」と言う、
様々なカタチで地域を介したデザインプロデュース&経済的循環プログラムのキモがあったような気がします。

学芸職としてはあんまりいい扱いを受けなかった13年間でしたが、
竹田方式と呼ばれるまでになった地域を介した
地域を介したデザインプロデュース&経済的循環プログラム
あるいはエコミュージアムと呼ばれる取り組みの片隅で同じ時間を共有することが出来たことは財産ですし、幸せ者だと思います。

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