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2012年1月10日 (火)

建築を観る、読む、計る。

たまたま偶然なことですが、去年からたくさんの建築をみる機会を得ました。
その数は、90軒近くになります。
場所をみて、立地を押えた上で、
その建築を観て、図面(立面図・平面図など)と照合して読み込み、時には計る作業。

残念ながら、建築家が手がけたものはほんの数点なのでJAな建築評論は無理ですが(^^ゞ、
その代わり、すべからく現代の「人の営み」が詰まった良質の資料群です。
なので、遺跡や古建築から当時の人々の様子や社会を資料として読み解く手法を用いる
歴史屋さんとしては、目馴らしも兼ねていい訓練となっています。

実測をして、数値処理をしてデータベースをこしらえる作業を積み重ねることで
建築史や建築計画・都市計画の研究に応用することが見込まれる有益なトレーニング。
何度も申していますが、古文書だけに依拠しない方法で歴史研究などをしてきた身ですので、
城郭跡などの遺跡や構築物はもちろん、それらの構築物の周囲の土地・地理情報も
すべからく人間の営為を現す「歴史資料」として受入れる素地があります。
もちろん、それらの資料も取り扱い上の制約はありますが、資料に触れる機会に巡りあったことは幸い。

人の営み(痕跡)を読み解くことをモットーに、探究心があればどこでも学ぶことが出来る。
それを感じる今日この頃。

P1070836

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