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2010年11月28日 (日)

福岡城跡を歩く勉強会しました。

28日は、マンボウのおうちのうききさんの言い出しっぺから大きくなった福岡城跡を案内するツアー、
改め、「福岡城跡を歩く勉強会」で講師をやりました。

福史連のご協力で、25名の参加者があり、盛大に開催することが出来ました。
たぶん、本格的に募ったらその倍はいくでしょうが適度な人数でゆっくりと、
午後いっぱいかけて福岡城跡を隅から隅まで歩き、福岡城跡の縄張りを理解していただきました。

基本は木島孝之さんの先行研究をベースに解説ツアーを組み立てたもの。
午前中に福岡城跡の要点を見直すために下歩きをして、昼に松ノ木坂門跡下に居るホットドッグを食べて、準備万端で13時から解説。

近世城郭を形成する織豊系縄張り技術の中で、外・内桝形虎口とくい違い虎口を持つ福岡城跡は、
基本的な虎口のモデルと見極め方をレクチャーした上で実際の遺構をみていただくと、おおよそ規則がわかるので
すぐに理解していただけるようになりました。
東御門→東二の丸→二の丸→本丸→天守曲輪→南二の丸→桐ノ坂門→松ノ木坂門下で、2時間半程度。
延長戦で広大な三の丸めぐり→下ノ橋門&上ノ橋門を廻って17時前に終了。

福岡城跡が天守と天守曲輪を起点に、出入り口に防禦の工夫を施し、前へ前へ押し出すことで城域を形成する、
織豊系縄張り技術をベースとした近世城郭であることが理解していただけたと思います。
併せて、現在の舞鶴公園である「国指定史跡、福岡城跡」には城郭遺構がかなり良好に残ること、
遺構は石垣だけでなく土塁部分もかなり多く残っていることも理解を深めていただけたと思います。
近世城郭は石造りだけでなく、土造りな部分もかなりあるということです。併せて現存する遺構を良好に保存する必要があります。
建物復元で盛り上がる福岡城跡ですが、その前に良好な遺跡を残す城跡として認識し、きちんと現存遺跡の保存策を固めてほしいものです。

この城跡を歩く勉強会が、縄張りから近世城郭を理解する一助となれば幸いです。

本コースに参加された皆さん、そして、最後まで廻られた皆さん、本当にお疲れさまでした。
コチラも勉強になりました。引き続き福岡城跡の理解を深めたいと思います(*・。・)ノ

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コメント

遠路はるばる福岡城での貴重な勉強会を開催くださり
ありがとうございました。
普段は森家の城に目が行きがちですが(当社比)、地元の
福岡城で実物を見ながら縄張りの構造を学ぶことができ、
いかに福岡城が考えて設計されたものか分かり、大変
面白かったです。
あれだけゆっくりと城を見るのも初めてだったかも知れ
ません。あのペースで城内を全部見て行くと日をまたぎ
ますね。(^^;;恐るべし、福岡城。

おつかれさまでした。
満喫していただいたでしょうか?
私もじっくり福岡城跡を歩いて廻ることが出来ました。
次回は栗山大膳の屋敷跡の巨大土塁まで観れるよう時間配分を考えてやります。

別の機会に、津山城跡を歩いて廻ってもいいですね。
ひたすら外桝形虎口の津山城跡を堪能して下さい。
あまりのワンパターンさ(それが強烈ですが)で厭きてしまうかも?

先日は、外せない用事ができて、福岡城に行くことができず残念でした。仲西さんにお会いできるととても楽しみにしていたのに・・・。次回こられる際は、ぜひお会いしたいです。

有田さん、こんばんは。
当日、来られてないなあと思いましたが仕方ありませんですね。
次回は本格的にやる予定ですので楽しみにしておいて下さい(^^ゞ

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