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2010年4月 3日 (土)

今日の収穫—美作岩屋城跡と陣城群

美作岩屋城の周囲を囲んだ羽柴・宇喜多軍の陣城のひとつ、荒神上陣城。
囲まれた側の毛利方にあった美作国の国衆が結集した岩屋城跡も、広い城域の割には虎口がショボい毛利方の特徴が出ていてなかなか。
基本は平入りか下位曲輪へ伸ばした土塁をスロープ状に使って下りるプラン。
そして、力任せに掘り抜いた巨大な畝状空堀群など見どころたくさん。
それでも、今日は麓の陣城群のひとつ、荒神上陣城跡の写真の馬出しを拝めたことが大きな収穫。これは重要。
現物を見るまでは「ホントに大丈夫?」と半ば疑いの目でした(失礼!)(^^ゞが、
実物を拝見して「ホントにあるんだ」という実感と美作国で織豊系城郭の陣城の好例に出会えた嬉しさに感激しましたさ。

そうなると、美作岩屋城は天正12年の中国国分けの際の立て籠る毛利方国衆の山城跡と接収を図る羽柴・宇喜多側の陣城跡がセットになっている優れた事例。
県指定なんてもったいない。戦国期毛利領の城郭技術の到達点である岩屋城跡と同時期の織豊政権の城郭技術を反映した陣城群が対峙し、
相互に比較できることを考えると重要な遺跡と言えるでしょう。課題は陣城跡の指定範囲の確定でしょうか。
さらに、同じ陣城群でも、技巧的な荒神上陣城に比べてより上方の稜線に築かれた迫畑上陣城跡とは技術差がみられます。
その理由を考えると興味津々、なぜでしょうか。
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