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2010年2月22日 (月)

城郭跡を歩くこと。

2月22日は、4月に踏査会を行う美作荒神山城に遠征してきました。
朝からヨメさんに送ってもらい津山駅へ。
奇跡的に朝の1本に乗って中鉄北部バスで津山駅からもよりのバス停。。。押渕上ではなく川中山王バス停から
テクテク県道を歩いて行ってきました。

荒神山城を5時間踏査して、実に満足な結果を得て帰ってきました。詳しくは別に起こすとして。。。

なぜ、岡山県の城郭跡を歩くのか?
理由は実に単純。
ヨメさんところに帰るのと、泊まるところがあること。
そして関ヶ原以降に完成された抜きん出た近世城郭と、土塁や畝状空堀群はいろいろ工夫するものの曲輪にたいして特徴のない戦国期城郭しかない九州に対して、
岡山県周辺には、その間にあたる織豊期の織豊系城郭の事例を含めて戦国期城郭から織豊系城郭・近世城郭までまとまってあるからです。

関西出身だけど、九州で城郭研究の洗礼を受けた身としては、
1番軸となる関西・東海の城郭跡をほとんど歩いた経験がない。
よって、織豊系城郭や九州以外の近世城郭を実際に見る機会がかなり少ないと言う課題がありました。
たまたま縁のあった岡山県の城郭を踏査することで、戦国期城郭から織豊系城郭、そして大藩から小藩まで築いた近世城郭を
まとまったかたちで歩き、実地で考える訓練をしているわけです。
近畿では各カテゴリがあるもののその他の要因が加わり特徴が弱くなる傾向にあるので、岡山県辺りの境目くらいがちょうど適している。
幸い、遺構の読み込み方は十分に教え込まれました。でも城郭跡は実際に行って遺構をみながら(できれば作図して)学ばねば仕上げにはなりません。
それを遅ればせながら、今しているわけです(..ゞアセ。

一見、単なるお城めぐりの道楽にみえるようですが、気楽な見学や物見遊山ではありません。
どこかの館や所蔵者に頼んで史料を閲覧したり、埋文センターで遺物を実見しているのと同様のことをしています。
「実際、原史料を見ないと。。。」と同じように、城郭跡を扱うなら「実際に、城跡の遺構をみないと」というわけです。
たまたま扱うのが古文書や指図、出土遺物じゃなくて、現地で露出している遺構なだけで、歴史資料には変わりない。
そして、たまたま空調の効いた閲覧室か、人里離れた山の中かというロケーションの違いに過ぎないのです。
やっていることは同じなんですけど、「古文書めぐり」とかないですから城跡を行くのは道楽みたいに思われるようです。

さて、美作荒神山城はかなり興味深い遺構を拝見。さて、どうやって図面をとる時間を確保したものか。。。

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