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2010年1月 4日 (月)

年末年始に読んだもの、生涯学習な話し。

年末年始は社会科のおさらいをしようといくつか書籍を仕入れてみた。
ひょんなことから、歴史系の家業をしている割には案外「社会科」系がおろそかになっているなと思ったのでまとまった時間に実家で読んでみることにした。
じぶんの専門とする時代はよいのだが、案外、日本史や世界史の他の時代の「基礎的」なことや社会科学的な知識、哲学倫理的な基礎知識が抜けているもんだなと気付いた次第。
さすがに高校時代のような暗記力は抜けてしまっているので、せめて思い出した際に確認できる図書を仕入れておこうというわけだ。

で、日本史。
最近の「歴史ブーム」もあり、いろいろと教科書のリフォームや概説書が出ているけどさすがにイマイチなので買わない。
ジュンク堂に行って、山川出版社の『詳説日本史研究』のペーパーバック版を仕入れてみた。2500円なり。
大学受験に必須とあったがかなりのボリューム(^^ゞ。出版社的には参考書という扱いのようだ。
も一度読むもあったが文字が大きくて一般書みたいなキレイなレイアウトだったので「バツ」。あれなら高校教科書の方がまだよい。

『詳説日本史研究』は教科書のような詰め込み方。他の体系とかは論文調なのに対して、あくまでも教科書調で事項を細かく概説する。
図版もなかなか。先史時代から古代・中世・近世・近現代まで把握でき、これはなかなか満足なものでした。
参考書扱いなので専門書というべきか悩ましいが、とりあえず何かの折に見直す時には足がかりになるものでした。

ついでに世界史。
こちらも
いろいろと教科書のリフォームや概説書が出ているけどさすがにイマイチなので買わなかった。
これも教科書で十分じゃないかと思ってしまう。
書店には見当たらなかったが
『詳説世界史研究』というのがあるみたいなので、何かの折に中身を見てから仕入れるか考えてみよう。
とりあえず今回は保留。→追記:買いました。内容はひたすら詰め込み型なんですけど地図も図版もキレイでかなりウハウハ。

そして、政経・倫理。
これだけ政治や経済や社会問題に注目が集まっているのに、個別専門書は多かれども一般的に概説書が読まれない不思議な分野。
みなさん、歴史もいいけど、政治・経済、哲学倫理の基礎を概説本で読んでから新聞とかみた方がリテラシー的によいと思う次第。
日本史や世界史はどちらか選択でもいいから、市民社会の後継者を育てるには、政治・経済や哲学倫理は必修の方がいいと思う。
そこで、書店でみてみたら、やはり哲学や政治、経済では、専門書が個別化しすぎて見当たらない。
仕方ないので参考書のところを行ってみると。。。
文英堂の『理解しやすい政治・経済』ってのがあった。
いわゆるΣベスト。。をを、懐かしい。数学シリーズではかなりお世話になった。
帯をみると、あの佐藤優氏推薦とある!!(^^ゞ。
確かに開いてみると、基本的なことが背中にかゆいところに届くかのように丁寧に書かれている。
たしかに推薦するだけのことはある。これを読んで某幹事長の豪腕ぶりの矛先もみえてきそうな感じである。
なので、仕入れてみた。1890円なり。
当たり前だが参考書なので、専門的なことよりもどういう仕組みかという概説が淡々と整理されている。
特定の専門領域に踏み込む前に基礎的な仕組みを抑えておくには、とりあえず一般人的に座右の書にしてはよいのかもしれない。
会社的には、一般人にも読んでほしいというメッセージのようだが、さすがに大学受験参考書コーナーには来ないのではないか。。。と思う。

でも、コスト的にもこれはオススメと思う。
ついでに、『理解しやすい倫理』も開いてみて、たぶんソフィーの伝言や知の教科書よりコッチを抑えた方がよいと思った(^^ゞ。ので、購入(^^ゞ。こちらも1890円とリーズナブルなのでオススメかも。
ちなみに政経でも山川出版社は『詳説政治経済研究』なるものを出していた。2500円なり、さすがである。
悩んだけど専門までしないので文英堂で済ませた。

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ということで、これらの書籍を開きながら年越しをしたのでありました。
いやー。なかなか灯台下暗しで面白かったですよ。
歴史系でちょっと物足りない方で論文調はキツイという方は、詳説シリーズはチラチラ読みにはよいと思います。
あと、案外文英堂のΣベストは文系でもあるんだ!!というのは収穫でした。
いずれも専門書コーナーではなく、参考書コーナーの中に置かれているので要注意。この手はもっと売り方考えれば一般書でもイケると思うけどなあ。

ちなみにどちらの出版社のまわしものではないのであしからず。いや、それはダメ、こちらがよいと言うのがあればご教示下さい(._.)オジギ。

とりあえず今回は社会科系でしたが、自分的には、物理や化学、数学系の理系分野も教科書にΣベストの参考書まで抑えてみるとかなり面白いと思っている。
数字や数式、記号で宇宙からミクロの世界まで表現しようと言う人間の試みは、文字で表現しようとする世界と同じくらい、いやそれ以上に面白い。
数式をおいかけたりグラフにしたり。。。これをプログラミングすれば情報科学の世界ですからね。
子ども騙しな「理系離れ」引き留め科学実験イベントより、数字を扱って世界観を語る方がはるかに大事じゃないのかな。


ということで、みなさん。
生涯学習はえらいひとの話を聴く座学よりも、高校生までの学問体系を蛍雪の中「学び直し」しましょう!

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