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2010年1月12日 (火)

院庄村絵図みてきました。

11日は、M&Mさんに同行して津山市の津山郷土博物館での資料調査に参加してきました。
郷土博物館といっても、
昭和9年に落成した旧津山市庁舎を整備した本格的な市立博物館です。
昭和63年4月に開館したそうです。

越前系の高田藩松平家の忠直→光長の家督を引き継いだ宣冨から続いた津山藩松平家。
藩政史料をたくさん残しており、愛山にあった旧松平家倉庫に保管されており「愛山之印」が蔵書印だったことから「愛山文庫」と呼ばれています。
昭和34年に東京の松平邸にあった分と合わせて津山市に寄贈され、現在はこの郷土博物館に所蔵されています。
組織的に資料整理が進められ、藩政時代の分は「愛山文庫目録」として刊行されています。
元禄11年から廃藩置県まで書き続けられた国元日記など近世史研究者にとっては定点観測するのにもってこいな史料群のようです。
(それにしても岡山藩池田家、鳥取藩池田家、津山藩松平家とこの界隈の殿様はみんな膨大な藩政文書を地元に残されています。すごいものです。)

という、津山郷土博物館に行ってきたのですが、どちらかと言えば中世史研究者ですので今回は別の所蔵史料群から院庄村の絵図について拝見してきました。
絵図自体は院庄構城の発掘調査の現地説明会資料でも引用されているものです。
写真は掲載できませんが、天明2年の絵図で田畑を色分けしており院庄館(現在の作楽神社)や院庄構城があった辺りの近世の様子が
手に取るようにわかるいい絵図でした(サイズも大きくないので取扱いも少しは楽でした)。
現在は姫新線や国道が走るなど変化の激しい地域ですが、おおよその道筋や神社・祠の位置などがわかり収穫多しでした。

まもなく詳細をお知らせできると思いますが、3月上旬に津山市教委のご好意で同行させてもらったメンバーで院庄館と院庄構城について報告会を開く予定です。
場所は津山市内です。私は城郭史の立場から報告する予定です。
美作国に分布する「構」と呼ばれる土塁囲みの平城が分布する地域的特徴から院庄館と構城をみようという内容。。

美作国は中世から織豊期・近世初頭の研究には非常に興味深いフィールド。
何度か通って城郭跡もあり、それぞれ保存会もしっかりしているので、九州で培ったものを持っていって少しはお役に立てればと思っています。
福岡平野方面の「書き直し」と美作国の城郭。筑前と美作から毛利氏領国を挟み撃ちする予定です(^^ゞ

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