【資料】岡城についての拙稿
これまでのご恩返しに参考までにどうぞ。PDFでダウンロードできます。相変わらずへたくそな文章ですが、興味ある方はどうぞ。
「縄張り調査と城郭跡の資料的活用 : 豊後岡城東ノ郭の縄張り調査を通して」
これは、『大分県地方史研究』じゃなくて『別府大学史学論叢』で投稿しました。結果として、こちらの方がウェブ的には有利(^^ゞでした。若手研究者はローカルな学術雑誌より大学系の雑誌に投稿すべきかもしれません。
文献史料からではなく城の遺構そのものからの検証と絵図を組み合わせて新たな「岡城像」を提示したもの。下原門の虎口プランにも言及していますのでよろしゅう。この成果をもとにつくった暫定の縄張り図は小学館の『名城百選』に出しています。こちらもよろしく。
「803 豊後直入郡岡城の縄張り構造 : 縄張り分析に基づく城郭遺構の史料的活用(歴史・意匠)」
もうひとつは、日本建築学会九州支部の研究報告。10年ほど前になりますね。
これ以降しばらくは立場もあって岡城調査はしてなかったんです。理由はその段階で調べていて、本格的に調査したらまちがいなく整備方針と違う見解になるなあと気付いたから。在野の研究者としてはよくあることで大昔はF市教委などとやりあったので困りませんが、よりによって身内とは運のない事でした。。。その後、10年経ってとある事情で「調査解禁」した際に一番見解が相違する「場所」をピンポイントで調査したら、やっぱり違っていました(^^ゞ
諸般の事情で提出論文には岡城跡の研究が加えられなかったのですが、いずれ手直しする際に加えたいと思います。
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