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2009年8月21日 (金)

盆休み

今年の盆休みは数少ない「帰省虫」ながら、盆の終わりの15日から18日で4連休。
15日は備中国分寺辺りや足守を案内していただく。ヨメさんの父母相手に「この五重塔は江戸後期の雰囲気がわかる資料です」とか「この武家屋敷は有名なんですよ」という旦那は問題だろう。大原美術館か吉備路かと言われて「では吉備路」と言う辺りに最近の自分の嗜好がみえて面白い。
16日は大急ぎで関西移動して実家でのんびり。
17日はヨメさんと梅田をぶらり。
そして、18日の火曜日は国立国際美術館で『やなぎみわー婆々娘々ー』をみてきた。

ルーブルと慶応義塾展に挟まれてやなぎみわ。さすが、元気なナショナルミュージアムと感慨深い。「婆々娘々」展はなぜだか女性ばかりが目立つ(ってもともとオトコは美術館では希少種か)展覧会場。面白く拝見。やっぱりナショナルミュージアム、壁文字も金がかかってんなーとそんなところを観てる場合じゃない。
国立国際美術館と東京都写真美術館のコラボレーションによる図録は買いたかったけどお預けモード(^^ゞ。ベネチアでのまとめた図録を後で販売するんだそうで自重。
それにしても展示はすばらしく面白かった。
《Windswept Woman》(美術系は《》らしい)のでっかい作品と映像のインスタレーションはやっぱりよかった.
CAMK通いをしていた頃のワクワク感を思い出す。何度か作品を見ている内に、女性は若い女性に扮した人が老婆のパーツを、老婆に扮した人が若い女性のパーツをつけてたように思えたのですけど勘違いかもしれない。作品観ながら動く人たちもみながら楽しむ。

この展覧会の関連企画もこれは参加したい!という内容がてんこ盛り。九州だと(以前の)CAMKじゃないと観れないだろうなあ(別に南嶌さんとのトークがあるからではなくて。。。いや、あのライブラリーで聴きたかったなあとか別に。。。)という内容が普通に中之島で観れるんだよなーとしみじみ。

久々に美術館を訪れてから熱波な関西を後にして九州まで戻る。帰ってから、国立は国立でも、国立歴史民俗博物館(歴博)での建築史の展覧会の図録を通販で仕入れる。この辺が最近のボクの嗜好。
最近、オーソドックスな日本の建築史の「集大成」を収めておきたいと思っている。

御代の書籍も安価なものから集めているところなんですがそれでも高い。ネット古書で買ってからカッパ横丁で太田博太郎の『日本建築史論集』が1冊2000円台で売ってたのを見たときは悶絶しましたが、それはともあれ、最近は約15年ぶりに素直に建築史に触れることに抵抗を感じない自分がいる。工学の世界を後にして城郭研究をベースにしながら、古文書重視の史学世界にあんぐりし、見様見まねで歴史考古学などをかじり、美学系の摩訶不思議で阿修羅な世界を眺めてきた巡礼を経たおかげか、建築史といっても単なる形態分析な様式論じゃない歴史叙述を目的とした建築・遺構論を再認識しようと考えるようになりました。

遠回りでも良かったのか、ただの脱線だったのかはこれからの精進次第ですけども、まあ素直に建築史出身だなあと思える自分が居るのはいいことかもしれない。

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