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2009年7月28日 (火)

さすがは、旧帝大。

テラマチ画学校の余韻もさめやらぬ週明けの28日は学位記をもらいに母校九州大学へ。前日に福岡入りしてせっかくなので久々に福岡へ行こうと来た両親と合流、大学を案内して翌日の授与式に参加してきました。

既に工学部も移転し農学部と理学部が残る箱崎地区の国際ホールにて開催。3月の年度末と違って来賓もなくこじんまりとしてますがそれでもボチボチな人数。比文は2名でわたしが代表で有川総長よりいただく。ありがたいことです。

それにしてもいただいた学位記をみると、さすがは日本で4番目(東・京・東北に続く)の明治生まれの旧帝大。
学位記の紙は財務省印刷局で印刷されたものを使っている(だからお札の香りがするのか。)し、輪郭や唐草文様は天平時代の美術作品の文様をモチーフに、戦前の紙幣や切手の図案を手がけた磯部忠一によりデザインされたすぐれもの。印判も国の公文書のようにでかくて、などなどそれ相応に「重み」のある学位記です。
九州大学とは18年の腐れ縁で大変お世話になりましたが、いいものもらえて、それなりにがんばった(というか粘った)甲斐があったなあと思いました。

おかげさまで無事にいただくことができました。みなさん、ありがとうございました。

総長の挨拶では、最近の博士は評価が芳しくないとのことでしたが、自分はさておき、さきがけを極める人は時として世間に迎合しないもの。世間の要望やトレンドに安易に追わず、その背景を見据えて羅針盤を提示し自らの領域に導くことこそ社会に対する学府の務めでしょう。
た だ、迎合しないことと独りよがりは紙一重。いかにも明治生まれの旧帝大らしい学位記をいただいたので、「こんなヤツでも学位もらえる大学なのか」と後ろ指 を指されぬよう、より一層、城郭研究一本でアンガージュマンたるべき切磋琢磨は欠かせんなとあらためて今後の学究の動機付けを感じた次第。

と ころで、帰りに所用で六本松に立ち寄ってきました。既に3月末でかつての教養部・比文は移転して旧福高跡はすっかり空っぽの廃虚と化していました。福高の 誇り、銅像だけが残っていました。惜しむらくは、今の母校はこれまでの格式とは裏腹に大学改革のトレンドに乗ってしまい、迎合しない「学の蓄積」を切り捨 ててどこにでもあるような安っぽいキャンパスを西の山中にこしらえつつあります。外に居るOB・OGのひとりとしていずれは再生の時をと雌伏の時と思って いますけど、風向きが変わらないことにはどうしようもないとしばし嘆息。。。

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