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2008年10月27日 (月)

キャナルのパイクさん

27日はアジ美で蓑豊さんたちを招いてのトークイベントがあったそうですけど、わたしは六本松で論文の打ち合わせ。
11月は殺人的なスケジュールだあ(ノ_<)。と予告しておきますね。

夕方に、博多駅近くの法華クラブ(朝飯が鬼のように食える)へ行くために川端町のアートリエから歩く途中でキャナルシティの側を通る。そういえばと久々に福岡誇る「現代アートの名品」を拝む。
そう。20世紀誇るビデオアーティストのナム=ジュン=パイクさんの作品がここにある。
ただのビジョンじゃないよ。さまざまな映像が際限なく流れるビデオアートの名作がここにあるって知っている人はどれだけいるのかな。。。何か忘れられていません?(^^ゞ

確か、キャナルシティ、オープンの時のもの。アジアとの共生が大きく叫ばれていたときの福岡の一コマ。パイクさんは福岡アジア文化賞ももらっているはず。キャナルのオープニングポスターは、カイカイキキの村上隆氏のもの。

福岡などの九州北部がクリエイティブシティになる可能性って十分にあったはずなんだけど、今やいないも同然なところよりも物・量で見劣りしてしまうのは、なぜなんだろう?
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2008年10月24日 (金)

日田へ行く

ほぼ10年ぶりに豆田町。廣瀬淡窓の本家、廣瀬本家の資料館を訪問。ようやく日田ともつながりができ10年来の課題が解消、福岡までもうすぐ。

豆田町が日田永山城の日田藩10万石の城下町として成立したのをご存知だろうか。今でも月隈公園と日田林工の敷地に遺構が残る。石川氏転封後は天領役所の在郷町となり九州の「金融センター」として発達したのである。よっておおいたの城下町では抜きん出て町屋や商家の規模がでかいのが特徴。
その有意義な経済史資料が残ると共に廣瀬淡窓や旭荘ら文人たちの文化史資料もたくさん残るのが廣瀬家なのです。まあ、欧州で言うところのフッガー家やメディチ家みたいなものか?(領主じゃないし規模は小さいけどもね)

そして、永山城ができる以前は河辺の隈町(現在の日田温泉界隈)に日隈城があり豊臣氏代官の毛利高政が城主だったのもご存知だろうか。(ちなみに支城の角牟礼城がなぜか本城であるはずの日隈城より優れた縄張りと規模を誇るのはなぜですかね)
日隈城も三隈川沿いの城山に現在も大手虎口などの遺構が残っている。隈町は日隈城の城下町。
つまり、2つの城と城下町が複合して日田市は成立している。その2つの城下町の間に日田駅がある。


その日田も最近はお客が減っているとのこと。どこも頭打ちで立直しに内外の足並みを如何に整えるか、同じような課題を抱えている様子。
まあ、人がきているところの減ったという課題と、閑古鳥なところの来ないという課題では、かなり違うけどね。
豆田町をみてベースが違うと唖然としましたさ。

2008年10月19日 (日)

まちとアートの出会うとき、TAKETA&KUJU meets BEPPU PROJECT

☆☆お知らせ! まちとアートの出会うとき@竹田&久住 開催します!☆☆

◎まちとアートの出会うとき@竹田 無事終了しました!
日時は11月5日(水曜日)の19時から、場所は竹田(寺町)の御客屋敷
講師;NPO法人「BEPPU PROJECT」代表理事 山出淳也 氏

◎まちとアートの出会うとき@久住 無事終了しました!
日時は11月12日(水曜日)の19時から、場所は久住高原の花公園そばのカフェBoiBoiです!
講師;NPO法人「BEPPU PROJECT」代表理事 山出淳也 氏


岡の里事業実行委員会の「アートミーツ@創生館」事業の一環として、別府市を拠点にグローバルな活動を展開するNPO法人の「BEPPU PROJECT」の代表理事の、山出淳也さんを竹田と久住にお招きしてアートレクチャーを開きます。

内容は来年4月に開催する国際芸術フェスティバルへ進むBEPPU PROJECTのこと、そしてまちとアートの出会い、アートNPOの可能性についてレクチャーしていただく予定です。多分こんな感じの何パーセントかを。

歴史と文化が前面に出る城下町「竹田」と、自然と文化が前面に出る「久住」高原という異なるフィールドを持つ多面的 な文化環境を持つ竹田市にて、TAKETA&KUJU meets BEPPU PROJECTの場を設けて、それぞれのフィールドでまちづくりとアートの関わり、まちとアートの出会いについて考えるきっかけとなるレクチャーを予定しています。かなり刺激的ですよ。

まちづくりやアートに興味や関心のあるみなさん、ふるってご参加ください(・ω・)ノ

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2008年10月18日 (土)

「BankART」をソルパセオで聴く午後。

P1150099 18日は昼から BEPPU PROJECTのplatformであったレクチャーに行ってきました。場所はplatform1(写真は8月のとき、念のため。)

横浜市のBankART1929で 活躍される池田修氏のプレゼンを聴けたのはとてもよかったです。横浜まで行かないとわからないことがコチラで学べるなんてありがたいことです。池田さんは 粉浜の出身、恐れ多くもボクは二色浜。同じ南海沿線でした(^^ゞ 上ずった質問で恐縮でしたがとても勉強になりました。福岡でも感じましたが規模は違え ど問題はいっしょということ。

いよいよ、4月の国際芸術フェスティバルに向けてスタートするようですが、それにしても別府のソルパセオ商店街にそうそうたる方々が居られるってすごくない?早く懸案を片づけて温泉に入りに行きたいものです。
本当にBEPPU PROJECTとCCA北九州は、九州に居ながらにして現代のアート事情を伝えてくださり、本当にありがたいことです。そこに息さえすれば持って帰ることができる。横浜とか現場まで行くに越したことはないけど、評論家や業界人ではないので自腹でいけるものではないので、一般人としてはありがたいことです。それにしても、横浜行きたい。。。けど無理だなあ。。せめて本買わないと(ノ_<)。

10月半ばからは、アタマを集中させるためにホントに缶詰め状態にして本業の追い込み作業をしてます(何せセレッソの試合もキャンセルだよ、ありえない。)けど、その合間をぬって別府へ。
ヘロヘロなので車を運転するとキケン?を感じて列車で行きました。基本的には都会的「公共交通を利用する」人、なので大分と言う地の利ながら団塊以上の年寄り並みに列車に乗るのは苦にならない。
何せ眠ることができるし(^^ゞ 

やっぱり、列車がいいですよ。

「21世紀の正体」とたけた(10年後のための備忘録)

ところで。

緊急取材決行!高城剛が考える「21世紀の正体」

なるほど、至極納得。たけたで住んで10年になるけど、住んでいる実感として多分あり得る未来像だろうと思った次第。ちょっとワクワクした気分です。

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2008年10月12日 (日)

日本史研究会の大会に行ってきました。

11日は津山から高速バスで京都へ寄って泉州の実家へ。そして、12日は再び京都へ足を伸ばして日本史研究会大会の中世史部会に行ってきました。場所は花園大学。
この日はえらい寒かった。京阪神周遊キップを使ったので実家から和泉府中乗り換えのはるか号で大阪での乗り換えなしで京都まで、ラクチン。そして円町で降りて花園大学。
とあれ、何年かぶりの日本史研究会で、九州からでは知り合いがいるよしもなくひとりで行ったので昼の弁当はさみしくキャンパスで(ノ_<)。

この日の目当ては、戦国期研究がテーマの中世史部会。村井良介氏の報告を拝聴する。
毛利氏分国から現在の戦国史研究の大きな枠組みを知ること、そのついでに歴史学の業界での研究討論のやりとりやコトバの応酬、議論の進め方、どういうかたちで質疑応答が進むものなのか、歴史学研究の業界での雰囲気と慣習めいたものを見学してきました。お城屋さんがもっとも相手するのは歴史学の業界。こちらがどのような議論を積み重ねているのかを把握することは常に必要な作業。迎合するのではなく常に対峙する姿勢を保つためにも。。。

そして、関西方面からみた西日本の戦国史研究の現状と位置取りについて見学するのも目的。
ホントに密度濃いですね。九州では味わえない内容をじっくりと研究報告1時間強と質疑応答2時間強、拝聴してきました。とてもいい勉強になりました。

座席はみんな前へ座らない。後ろに固まる。なんでかな?と思ったけど、多分質疑応答で誰が話すのかは上からの方がわかりやすいからかもしれません。質問は最初から討って出る人はいない。多分ヘタな質問は相手にならないか空気を乱すからだろう。しばらくは司会が促しても質問が出ない。。のは消極的ではなく仕掛けと流れを読みながら構えているからの様子と思われ。。。その証拠に30分くらいから主力級の方々が口火を切り始めて議論が熱を帯びていきましたもの(^^ゞ 

質疑応答は議論の意味がつかめていないと参加できないゲームのようなもの。報告者は今日の動向を踏まえて用意周到に準備を重ね、あらかじめ課題設定を提示した上での問題提起をするわけですから、押っ取り刀な質問や、シロート的な場違いな質問は、「問題提起」を意図する大会報告ではかなり空気を読まない人になってしまう様子。フムフム。なので、質問者もある程度の「議論の流れ」をわかる人でないとうかつな質問はできない感じ。こちらは分野が違う門外漢なのでゆるりと観てましたが、司会進行が進むに連れて主力級の方々が関東と関西からの切り込んで議論が進むが、それ以外の地域から乏しいのはちょっと惜しいかも。ちなみに、九州は大友系も島津系も皆無です(ノ_<)。

そして、学会と言えば、書籍販売。2割引なので歴史系の書籍と史料集を軸に、泉州方面と中国方面、織豊期にしぼって城郭史に絡む部分でピンポイントでいくつか購入。かなり散財しましたがこれも先行投資。

2008年10月11日 (土)

日名子実三展に寄ってきました。

P1150585 10日は午後にタケタから津山へ帰り、実家へ帰省し、京都の日本史研究会へ行くついでに、大分駅から牧駅へ寄り道して、大分県立芸術会館の彫刻家の「日名子実三展」を拝見。
←の牧駅からは歩いて5分と意外に近い「芸館」こと大分県立芸術会館。
まさかそんな道中の寄り道とは思わなかったでしょう(謎)

彫刻家日名子実三は臼杵の人。とっても建築的でドイツやイタリアっぽい(印象だけで申してます。素人のざれ言です(^^ゞ)モダニズムな人なので、スポーツ芸術やモニュメントへ舵を取ったのも納得。
1935年くらいまでの彫刻は泣きがはいるくらいに、躍動感と動きが彫刻で表現されていてすごく観ていて楽しい。
でも時局が硬直化するにつれてこの時期に欧州でも盛んになってくる国家主義的スタイル(ファシズム、反ファシズム関係なくそういう感じになる)のモニュメント彫刻の日本版を表に出してくると、何か観てる方が「腰が引けてくる」感じになるのが不思議。

なんでしょうねぇ。この感覚。モダニズムが突進していった先にあったものを観ちゃったという感じ?
35年くらいまでの彫刻のモダニズムな躍動感を考えると、同時代に生きた人たちにとっては何の疑問もなく突き進んでいったと思うのですけど、後世のわたしなんかが観るとホントに「?」な突っ走り方なんですよね。欧州の芸術をみてその社会的意味を理解できたが故の悲劇かな?

とあれ、ヒナゴテンはいい展覧会でした。
この展覧会にあわせて刊行された広田肇一氏の『日名子実三の世界』も買いました(・ω・)ノ

2008年10月10日 (金)

古唐津と唐津城

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9日は古唐津を拝みに、佐賀県立九州陶磁文化館まで。「土の美、古唐津」展を観に行きました。
すばらしい、門外不出な古唐津の名品まで拝むことが出来て、多いに満足。
前日は夜更かし作業していたのでグロッキーな状態で朝5時に出立したのでヘロヘロでしたが、じっくり観賞。

別に陶磁器愛好家になわけではなくて、縄張り屋さんの中近世の城郭研究とも関係の深い、歴史考古学で用いられる遺物編年と対峙するには、古唐津、備前、瀬戸、美濃の勉強が欠かせないということで、今年にはいって意識的に足を運んだり文献を仕入れたりしています。

というか、一般的「学芸屋さん」の素養として勉強しておけよと言われそうだけど(..ゞアセ

帰りに寺沢広高が築いた織豊系城郭の唐津城を見学。ちなみに、復元天守は、建築史の大家、藤岡通夫氏が既存の天守台跡の事前調査もせずに上から建ててしまったおかげで、ホントに天守が建っていたのか永遠に検証できなくしてしまった驚異の「復元作品」です(´д`; 。てなことはさておき、写真の通り、城周りをはじめ周囲に石垣がしっかり残っているのが新鮮でした。海辺をぐるっと回ること、そして浜沿いに二ノ丸の石垣ラインもしっかり残っているいて、歩いて廻るのは城好きならばオススメ。

今回は、主郭部から海周りの石垣をみてまわり、二ノ丸から城内閣のある薩摩堀をめぐって再び駐車場まで石垣ラインを歩いて見て回る。圧巻でした。
お土産はもちろん、大原松露饅頭(^^ゞ

2008年10月 8日 (水)

CCA北九州の市民美術大学、美術講座

P1150254 北九州市が運営する、九州では希有な、横浜トリエンナーレとも世界のアートワールドともつながる現代美術センター「CCA北九州」で、11月から、市民美術大学の美術講座(後期)が開催されます。先月行ったときにチラシをいただいてきたのでお知らせしますね。

上半期の前期講座では、講師に日本を代表する美術館で活躍してきた5人の美術館館長そしてキュレーターの方々をお迎えして、美術館の過去、現在、未来にわたり考えるという豪華なラインナップでした。世田谷美術館の酒井忠康氏と前CAMKの南嶌宏氏の2回行きましたが、ホントは5回とも行きたかった内容でした。
下半期は企業とアートの関わりから11月〜12月で行われます。今回もふつうの「美術館講座」では考えられないような「野心的」なラインナップ。森美術館しかり、美術展のホントの主役新聞社事業部しかり、エルメスやドイツ銀行などの外資系企業に、文化事業では伝統ある資生堂と、立て続けにレクチャーがあるんですから、全部聴かないわけにはいかない「えりすぐりの美術講座」です(・ω・)ノ。

概要は以下の通りです。

○11月8日(土) 森ビル株式会社 高橋信也 氏
「文化都心六本木ヒルズと森美術館」
○11月22日(土) 朝日新聞社 帯金章朗 氏
「新聞社事業部と美術展:歴史と今後の展望」
○11月29日(土) エルメスジャポン株式会社 藤本幸三 氏 
「ファッション業界と現代美術、エルメスの考え方」
○12月6日(土) 資生堂 一橋忠 氏
「資生堂の歴史と企業文化」
○12月13日(土) ドイツ証券株式会社 安立聖子 氏
「ドイツ銀行グループの文化戦略:コンセプトは・Art at Wrok(職場にアートを・」

* モデュレーター: 中村信夫(現代美術センター・CCA北九州ディレクター)
* 開催時間は、いずれも15:00-17:00

会 場  現代美術センター・CCA北九州
北九州市八幡東区尾倉2-6-1(九州国際大学文化交流センター 1F 多目的ホール)

申込・お問い合わせ:
開始:平成20年9月22日(月)
締切:平成20年10月24日(金)
*申し込みが定員に達し入場をお断りする場合は後日連絡します。

〒805-0059 北九州市八幡東区尾倉2-6-1 3F
現代美術センター・CCA北九州 「市民美術大学 美術講座」係
電話: 093-663-1615 FAX: 093-663-1610 Eメール: mail@cca-kitakyushu.org

とのこと。わたしも上半期に2回行きましたので、北九州市民でなくても大丈夫です(^^ゞ
人気があるので残りわずかなようです。おはやめにメールで。

公式のリリースはコチラ、ホームページはコチラコチラ。メールニュースの申し込みはコチラ

ボクも22日の「新聞社事業部と美術展」は絶対に行きます!楽しみです。これに合わせてリサーチプログラムの受講生による展示も22日がオープニングなので、これも楽しみ。

2008年10月 7日 (火)

まちとアートの出会うとき@竹田&久住、やります!

ということで、8月の「岡の里文人講座、渡邊長男と朝倉文夫の彫刻」に続いて「アート・ミーツ@創生館」企画をやります。

「アート・ミーツ@創生館」はあちこちで展開されているまちとアートの出会いを、竹田市にも持ち込みたいという企画。
単なるアートイベントを誘致したいと言うものではなく、みなさんであちこちの現代の作家さんのアートを親しむ環境と、そしてまちのイノベーションとして「創造」の手法と方法論を取り込み、たけたとあちこち、できれば世界と網の目のようにつながるためのツールとして使いこなす環境をつくることにあります。

かつては「岡の里」という大きなムーブメントを起こしたものの、まちおこしイベント誘致に疲弊してきた竹田市で、自分たちから事業展開できるような「自主自律」と「よこつながり」のステーションをつくるのを目標にして今年からやりはじめた企画。


その一環として、たけたでアートの実践について話しをいただこう。たけたに来てもらおうということで、ひとつ大きな風を吹き込もうということで岡の里事業実行委員会「アート・ミーツ@創生館」と竹田研究所で組んでアートレクチャーをやります。

講師に、別府市を拠点にグローバルな活動を展開するNPO法人の「BEPPU PROJECT」の代表理事の、山出淳也さんをお招きしてのレクチャーを開きます。

◎まちとアートの出会うとき@竹田
日時は11月5日(水曜日)の19時から、場所は竹田(寺町)の御客屋敷です (これは決定)
こちらは、城下町や商店街の中で、まちとアートとの出会いを考えるのがテーマ。

◎まちとアートの出会うとき@久住

日時は11月12日(水曜日)の19時から、場所は現在調整中(ノ_<)。です。
こちらは、まちと高原と自然の中で、まちとアートの出会いを考えるのがテーマ。

竹楽の前に、竹楽からつながることを考えていくレクチャー企画。みなさん、ぜひいらして下さい。
竹田市ではこれまでにない刺激的な内容でやりたいと思っています。

詳細は追って。


Foxkeh! フォクすけ!


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