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2008年8月 6日 (水)

「渡辺長男と朝倉文夫の彫刻」

たけたの伝統あるまちづくり組織の「岡の里事業実行委員会」に参加しています。
以前はなかなか仕事とバッティングしていたので思うような企画を立てられなくて困っていましたが、今年になってようやく解放されたので8年間のノウハウを活かして「学芸屋」として「学芸仕事の市民への還元」をテーマに企画を立てていきたいと思っています。

今のまちづくり組織に足りないのは、公的機関で培われた「学芸仕事のノウハウ」です。これとシビアな現実の工夫とのやりとりから手弁当式の企画運営に少しはお役に立てる媒介くらいにはなるかという試み。
以前に実施した「岡の里城郭史講座」はそのプロトタイプモデル。この「岡の里○○講座」と「アートミーツ@創生館」を軸に
学芸仕事は館の中だけのものではない「学芸仕事の館からの解放」と「学芸仕事の市民への還元」を考えていきます。

今年の「あおぞら学芸業務」の第一弾は、岡の里文人講座の企画のお手伝い。
ちょうど岡の里事業の別の企画で、渡邊長男と朝倉文夫の彫塑家兄弟の作品マップを作成するとのことでしたので、それと文人講座のコラボレーション企画を提案しました。
文人講座は、郷土の先哲
を「文人」として紹介する企画。そこで、渡邊長男と朝倉文夫という竹田ゆかりの彫刻(ホントは彫塑)兄弟をテーマに専門家の先生をお招きした本格的な講座を考えました。

講師の先生として、アートマネジメント学会九州支部でお会いした大分大学准教授の田中修二先生にお願いしました。田中先生は
日本の近代彫刻史がご専門で多摩市で行われた「渡邊長男展」に企画協力されるなど第一線でご活躍されています。アートマネジメント学会でお会いした際に渡邊長男はもっと取り上げてしかるべき彫塑家と教えていただいたこともあり、今回の市民活動の取り組みにこれ以上最適な講師の先生はおられないと思いお願いいたしました。
また、田中先生の研究室は大分市で野外彫刻のメンテナンスの取り組みもされています。竹田市にも二人の作品が野外彫刻として残っています。先生のお話と取り組みを聴いていただくことで地元の方々に野外の彫刻(ホントは彫塑)を地域の財産として目を向けていただければ、また野外の彫刻(彫塑)も展示作品であるという、エコミュージアム的視点を持っていただこうというねらいがあります。

彫刻メンテナンスの機運が生まれて岡の里事業がその受け皿になれば言うことはありません。

今回、先生にご快諾いただけたのも先哲ゆかりの地である竹田市の文化的風土とブランドあってのことと思っています。そうした環境を活かしつつ、岡の里事業と言うプラットフォームを用いて、意欲のある地域の市民と第一線で活躍される先生との出会いの場を重ねることで、本当に100年先を見据えた文化事業の基盤がつくることができると思います。
とあれ、日頃風景として見慣れた彫刻作品を見る目が変わるこの企画。
朝倉文夫はもちろん、多摩市での渡邊長男展に企画協力された田中先生のお話ですので、またとない彫刻(ホントは彫塑)を知る機会です。ふるってご参加下さい(・ω・)ノ

ちなみに、案内チラシはAppleのpagesというiWorkのソフトでつくりました。
縦書きができないのが難点ですがイラレいらずでホント便利。

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