« ブリティッシュ・アートのいざない | メイン | 筑豊に直方谷尾美術館を訪ねる »

2008年6月26日 (木)

八幡とCCA北九州を訪ねて

※別記事を若干変更して載せています。

学生時代は福岡からちょくちょく出かけていたにも関わらず全く知らなかった現代美術センターCCA北九州(ウェブログはこちら

とある奇縁で北九州市のアートシーンに触れる機会があって、その場で紹介されたことでたまたまを知った次第。機会をみて実際に現場を見てみようと思っていたので、以前に紹介した「ギルバート&ジョージ 秘密のファイル」が平日しかやってないのを、わざわざ休みをとって行ってきた。
福岡で用事を済ませて吉塚駅の駐車場に停めてから快速に乗って新日鉄のあるJR八幡駅前へ。

八幡駅にはじめて降りたけど、ここまで「モダニズム都市」だったとは思わなかった。
駅から降りる外国籍の人や遠方から来た学生とおぼしめき人たちを見かける。本当に「未来都市ヤハタ」
P1130783

思うに、北九州市って主要な駅それぞれに顔が違う。小倉駅と八幡駅は間違いなく「近未来都市」ですよ。これってかなり個性なことですよ。今とその下層に潜む「過去」を切り取るのにこれ程おいしい都市はないです。

で、
歩いて5分。敷地の仕切りのない街に溶け込んだ大学、九州国際大学の一角の社会文化研究所の3階にCCA北九州はありました。既存の施設を間借りするかたちでスタジオやメインの研究・学習棟などが周りの雰囲気に溶け込んで?手入れが悪くチョットすさんだ感じがキタキューらしい。メインの建物は大学の研究棟といった感じ。あんまり人の気配がない。
建物の3階がオフィスやライブラリー、そしてギャラリースペース。

ギャラリースペースにはビデオプロジェクターがあって35分の「ギルバート&ジョージ 秘密のファイル」をただ上映し続けていた。
ビデオは二回繰り返しみて満足、満足。示唆に富んだ内容でお腹いっぱいでした。はるばる来た甲斐がありました。

終わってから、パンフレットや書籍を物色。
アーティストが来日してキュレーターの研究生たちが関わりながら展覧会を企画し制作したアーティストブックが書棚に並んでいたのを読む。
とてもクールでしゃれているし訴えるものが強いしとても練られたつくり。カタログと言う概念に凝り固まっていたオツムを解きほぐしてくれました。
「現代美術」はまさに今そのものであり、アーティストは素晴らしい人文学者であることを知りました。

で、どこで手に入りますか?と尋ねると紙を持ってきて「ナディッフ」に注文してくれと言うことでした(笑)
ナディッフのページを見ても出ていない(ノ_・。)し、名古屋以東にしか店がない。
さてさて。どうしたものでしょう?自分でチョイスしてみますけど、どうやって注文しよう??
できれば、北九州市のどこかか、せめて福岡のアルティアム辺りで取り扱ってもらえないでしょうか。。。アーティストブックの面白さは九州のアート好きな人に十分通じると思うけどなあ。それとも販売先がなくなったのかその辺はわかりませんが入手したいところ。

それにしても、こんな研究機関というか学校というかギャラリーというか……な世界的な現代美術センターが「公立」ってのがすごいわぁ。
福岡に居たのに知らなかったのが惜しい気分です。世界的なアートの世界ではキタキューは有名なんだそうです。世界の名作を金を出して一時呼ぶのもよいけど、今のアーティストを呼んでメイドイン「世界のキタキュー」を作った方が100年後を見据えたらいい投資になるはず。100年前も二次産業のたまもの鉄鋼をこしらえて国家百年の計を築いたとこだからわかるはずですよ。
97年に設立された時の記事はこちら

P1130815

P1130795

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.blogcoara.jp/t/trackback/143624/13199335

八幡とCCA北九州を訪ねてを参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿

Foxkeh! フォクすけ!


  • Firefox ブラウザ無料ダウンロード
Powered by Six Apart