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2006年12月18日 (月)

「学者貧乏」の道

お金がはいると「書籍」に突っ込むのが、学者の矜持。
嫁を質に入れても。。。です。
昔は大分県立図書館に出ていた諸先生方の「論文集」をよく買っていましたが、最近はもっぱら史料集を中心に揃えるようにしています。けっこう高いのですけど、最近は自転車操業気味な出版社による「論文集」を追いかけるよりも、史料集を揃えた方がリーズナブルと思うようになりました。

とは言え、最近は仕事で学者されている先生方もあんまり書籍を買え(わ)ないので、歴史学系出版社は青色吐息のよう。これさえあれば文章が一生書けそうな『群書類従(正続116冊)』『史料纂集』も完成会が倒産してしまった次第で。。。
日本史や世界史は大学受験と無関係な学問と文部官僚の子分たちから冷や飯食らっていますが、肝心の大学研究者でも、研究費でしか本を買わない「教員」な方もいるとかいないとか。。(つД`)。
まぁ、置き場所の問題もありますが、

研究者たるもの、嫁を質に入れても生活費から買わなければいけません (`・ω・´)シャキーン!
家を傾けても、書物を買わねばなりません (`・ω・´)シャキーン!

てなわけでもないのですけど、
『萩藩閥閲録』全巻を買いました。
萩藩毛利家に仕えた家臣団の史料書上げ集。早速届いたのでウハウハしながら読みふけってます。戦国時代の北九州を扱う者としては咽から手が出るほどみたかった文書があれこれ。。。

中国・北九州を席巻した戦国大名かつ、豊臣秀吉の政権の実質上主要軍隊を担った毛利氏ですから、戦国時代から関ヶ原辺りまでの史料がてんこもりで収録されている史料集。
これがあれば、かなり読み込んで仕事ができますし、何せクソ田舎。下手な本を買うよりも名著と史料集を手元に置いておきたいもの。
キヨ・ミズの舞台から飛び降りるつもりで買いましたですよ。ちょっと飛び下り損ねてマキノ書店じゃなくて天牛書店の古書で買ったのはご愛敬(>ω<)\バキッ☆

加えて、臨川書店が『史料大成』の在庫一掃60%オフセールをやっていたので、大慌てで『大乗院寺社雑事録』『蔭凉軒日録』『晴豊記/晴右記』を注文しました。
前に『多門院日記』と『家忠日記』を買っていたのですが、そのうち買い足そうと思っていた矢先の大放出。

『大乗院寺社雑事録』『多門院日記』で戦国時代の奈良は押えられるし、『蔭凉軒日録』は銀閣こと東山殿の主、8代将軍足利義政のお世話をした相国寺禅僧の役職「蔭凉軒」の日記。東山文化を扱う上では必須の書物なり。

まぁ、手元に置いておく史料集はとりあえずそろえて、しばらく沈潜します。何せ30代前半に論文を書き続けられるかが研究者として生き残れるバロメーターとのこと(確かにそう思う)ですから心してかからねば。

で、後は平凡社の『福岡県の地名』と、大日本史料の毛利家・吉川家・小早川家‥‥(>ω<)\バキッ☆

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コメント

はじめまして
史料は高いですよね よくわかります
学部時代、一般教養の経済学で、価格は
需要と供給で決まる云々と教えてもらいましたが
嘘ですね

ところで、わが人形町サロンでは若手研究者や
貧乏研究者などからの原稿を募集しています

関心あればご覧下さい

執筆者をご紹介下されば幸甚です

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