« ドイツへの道、シャルルドゴール空港からパリ北駅へ | メイン | WM2006ドイツの旅〜いざ、出陣!〜 »

2006年6月22日 (木)

ドイツへの道〜ノンチケ、ノンツールでバモ!〜

P1080095 現地時間、6月22日21時からのドルトムントの日本代表×ブラジル代表戦。結果はもう既にご存知の通り。この記事は帰国してから書いているのであらかじめご了承あれ。ナカタさんを讚えるのが目的なのは既に述べた通り。

飛行機と日程の都合でチケットの取れなかった(ダメ元でしたけど)ドルトムントには、早朝に到着したパリから移動すると言うステキなスケジュールで乗り込んだ。ナカタユニを仕込むセレサポなわたしと、ジーコが育てた?鹿ユニを仕込む鹿サポなyukiねぇの凸凹コンビは時差ボケと体調不良と闘いながら欧州に降り立った。

空港からパリ北駅へ通じる早朝の郊外列車の改札は気持ち良いくらいに切符を読み込んでくれなかった。仕方ないので強行突破したのだが今度はパリ北駅で出れなくなってしまった(つД`)。しかし、日本代表‥‥もとい、ナカタさんを讚えにどうしてもドルトムントには立寄っておきたかった我々としては何とか職員に片言英語で頼み込んで突破、無事にパリ北駅に到着。万全を期して、タリス号は一本遅い10時の便にしていたのだが、9時前の便に間に合ってしまった。

仕方なくパリから浴衣姿で出かける!荷物はどうした?な日本人女性たちやいっぱい背番号をデコレートしたガンバな日本人サポたちをうらやましく眺めながらポケッと待っていた。
10時半のタリス号に乗ってケルンへ。すごーく豪華な一等席の話は別にしてアーヘンでパナソニックカメラが昇天した段階でイヤな予感に気付くべきだったかも。。。いや既に出かける前からそんな予感はあったのよね。。。でもナカタさんのためにドルトムントに行かねばならない‥‥というか日本代表を応援せず何しにドイツに来たと言うのか。。。

ケルンから乗り継いだDB(ドイツ鉄道)の特急ICEはやはり混雑。ビストロ席に陣取ると、どこかでお会いしたようなベテランな方から若手の方までニッポンサポが通る。やはりニッポン戦なんだと実感。。。しかしそれ以上に多いのがブラジルサポ。既にビール呑んで出来上がっていてそのままビストロ席を陣取ってサンバ&ボサノバライブ開始。さすがはマッチ箱でもリズムを取って歌い始めるボサノバ王国は違う。。。
DBのスタッフもわかっていてニヤニヤしながら観ているだけ(社長と馬鹿なユーザの奴隷となったJR職員では考えられん寛容さ)、観ている方は楽しいのだが、既にここで気付いておくべきだった‥‥

そう、我々には世界がニッポンとわかるツールを何も持っていないのだ。
ユニ?青って誰がニッポンってわかってくれる???みんながわかるナショナルカラーは白と赤じゃないか。
コール?ミッシェル=ポルナレフやジンギスカンをもじる我々に自分たちのメロディーがあるのか。
我々?そもそもニッポンの歌でサポで共有できる歌あるか?相手はイパネマの娘をみんなで歌う。
自分の頭をいろいろ回してみても、セレッソな歌ならいくらでも思いつくのだけれども代表‥‥でポンと出てくるのってニッポンコールだけ。。。
周りの日本サポはブラジルサポの盛り上がりを顔を見合わせて苦笑いするだけ。相手は無茶苦茶楽しんでいるのにこちらは何と大人しいことか。。。それは単にシャイなだけでなく、どうも我々って普通にニッポンを表現する共通土壌が何もないみたいなんだ。ってことに気付いてかなりショックだった。

そんなモヤモヤ感をもちながらドルトムントのファンフェスト会場へ。
でかい。しかも無料。おいしいビールと屋台の軽食。本当に楽しい。
前回のニッポンでパブリックビューイングで囲い込んだヤツ、放映権をタテに街頭中継を邪魔したヤツラなんてみんな地獄に堕ちろと思った。放映権を買い取ってフリーでみせるくらいの度量はなかったのかい?みんなでワイワイやる文化が育たてるための投資なら安いじゃないか。。。

で、当然のことながら、ニッポンサポでノンチケで居るのは少数派。みんなスタジアム観戦なものだからこちらで日本人を探すのも一苦労。どうぞスタジアムではサムライブルーで美しい一体感でがんばってくれ、こちらは孤軍奮闘でがんばるぞと思いつつ‥‥周りをみても、会場は現地にすむ日本人か、日本人が居るかと(いろんな)期待して来るドイツ人くらいが日の丸持つくらいで本当にいない(つД`)。誰かアウェイサポの手法「1ケ所に固まりましょう」作戦があるのかと探してみても、余りに多いブラジル人とドイツ人の海で完全分断される始末(´д`;‥‥サムライブルーどころかこちらがブルーになりそうな展開。。。
そんな様子はKNNドイツサッカーレポートのコチラでよくわかりますので、参考にリンク。

P1080101P1080104 せっかくニッポンを期待して会場に足を運んだ現地人に申し訳ないなぁと、代表ユニと鹿ユニのふたりでシンプルにニッポンを来ている外国人にプレゼンしアピールすることに決める。そして、何と言っても世界のヒマ人らと遊ぶには、ニッポンとわかるサインを用意しないと彼らのゲームに参加できないことがわかってきた。

そこで、あちこち探し歩いて、6ユーロで日の丸を調達。ふたりで選手入場のように日の丸広げて街を闊歩することにした。
コールは???ヤケクソだったので「モリシ、モリシ、森島。ゴールゴールゴールゴール」と連呼して凸凹を選ばなかったジーコに八つ当たり(笑)「アツシのゴールがみたいー、みたーい。」とか思いつく限りのコールで行進して再び会場入り。日の丸をマント代わりに観戦しましたよ。

国内のヘタレに「国旗や国歌」を押し付けられるのはまっぴらご免だが、世界中の人たちの中でゲームに参加するには、誰でもわかるナショナルサインは必需品。だって誰かわからないじゃ相手にされようもない。Jオールスターにどこのサポでもありませんてな顔するようなものじゃないか。
それだけにナショナルサインのデザインにはもっと戦略的視点が必要なことも痛感。はっきり言ってあんなデザインの悪い国旗や国歌は作り替えてほしい。白赤じゃなくて赤白ベースの「日の丸」、行進曲のようなアレンジの「国歌」がほしいが今のところはこれでガマンしてやらあ。と王道ニッポン人をアピールして歩きました(絶対に国内ではあんなださいデザインでは闊歩しない)。

Itms_japan_logo_1 てなことで、外国人でもわかるナショナルサインを身に付けて会場を歩けば、ドイツ人のおばさんたちが捕まえてくれて記念写真撮ったり、ブラジル人に「15-0で勝つぞ」なんて煽られる。「おまえのとこに返品してやる」と言いそびれたけど、何らかの反応があるのも彼らのゲームに参加しているからこそ。ブラジルやメヒコやゲルマンな人たちなど世界のヒマ人のゲームに参加出来た証しでした。

それにしてもツールがこれだけというのは貧弱。白地に赤丸の組合せってデザインしにくいのも正直なところ。なるほどユニフォームが青なのも別な事情があろうともその選択もわからないではない。
この日わかったことは、世界大会でニッポンを遊ぶにはあまりにもツールがなく、そして肝心の我らの代表はまだまだ弱い。。。スタジアムで国の誇りを‥‥なんて妙な愛国心に震えるだけのサムライブルーだけだと、街を闊歩するヒマ人の祭典、WMというサッカーの祭典に絡めたゲームに参加し、どうニッポンを表現するかなんてことなど思いもよらないだろう。世界にニッポンをどう知らしめるか?ナカタさんが代表で悪戦苦闘したことのサポーターレベルでの目標はこんなところにあるのだろう。精神論より前にニッポンをどう表現するかデザイン・グッズ・サポーターソングから何とかしてほしいもの。。。

 そんなことを思いながら、試合開始前は、地味な君が代を無理矢理絶叫モードにして日本人いるぞーとアピールしてから、試合開始。
前半は無残に攻め込まれるも、川口の落とし穴のある好調セーブでみーんな褒めてくれるのでニッポンバモも好調。そして予期もしなかった玉田の先制ゴール!周りがザワザワする中でおおはしゃぎでニッポンバモをアピール。みーんな握手してくれた。結果はともあれせめて一太刀は浴びせないと引き下がれない。近くでブラジル人ねーさんが失神してたりしてショックだったんだろうなぁ。。。玉田ありがとう。君のおかげでメンツが立ったヨ。

ところが、前半をなんとかしのげば、少なくともハーフタイムは「ニッポンやるじゃない」と言われたはずなのに‥‥あっさりと失点。そして、お祭りはオシマイ。。。
後は王者のサンバ大会を傍観するだけだった。。。ブラジルのナショナルカラーを思い思いに身にまとって遊ぶサポたちは、
ちょうどサポーターとJクラブの関係のような丁々発止な国とのつきあい方があってうらやましかった。

そんな姿を観ながら、自分たちもJクラブであれこれやってきたように地道に自分たちで積み上げなければならないことがあらためて確認させられた。ドイツのサッカー風景に触発されてJリーグを立ち上げてきた川淵さんのやり方はその意味では正しい歩み(オシムを強奪するのは許されざることとしても)であり、Jのサポ文化から世界水準な、国民と国のつきあい方って生まれるはず。でも案外、そんな社会像と重ねる議論って湯浅さんとか別にしてネットなライター系にはあんまりないんですよo(´^`)o。

確かに、試合を終えて帰る時には4年間の虚しさ、黄金世代を奪われ何も残らず、負けた悔しさが大きかった。けれども、個人的にはサムライブルーなんて商業主義一辺倒にならない代表を応援する答えを得たような気がしている。
世界のヒマ人が集うゲームに参加してみんなと遊ぶのは楽しい。それに参加するには、自分たちの代表がちゃんと出て、自分たちでサッカー文化と相手に合せない自分たちの文化を自分たちでつくる積立てが欠かせないということ。そのために代表もクラブと同じつきあいで叱咤激励する必要がある。だから代表を応援するということにつきる。国の誇りなんて積み上げる中からついてくるものだ。

そのために無為に過ごした4年を糧に、Jクラブと代表を合わせ持ってみなければ行けないことを再確認できたのがドルトムントの大きな収穫でした。

そんなことなので、ぜひともお願い。どなたでもいいですから、いい国旗といい国歌と青に赤・白を組合せたユニをリ・ デザインしてくれませんか?FIFAのジャパンタオマフの方がいいデザインでした(つД`)。

そして、世界の人と遊びたいのでナショナルサインをもっとカッコよく デザインしてください。
Top_1logo_2
Itms_japan_logo_1Db 日の丸の白赤デザインの割合はカッコ悪いです。。イングランドのような赤十字ならまだしももう少し赤基調で日の丸を大きくして、例えば左の各種デザインがアレンジできるような赤白デザインにしてください。そしたら何とでもアレンジできますから。
君が代は一番は「君」にあげますから、二番に「我らが」を作ってください。君と私ではタテつながりです。我らのいない日本国では横つながりで一緒に なれないので寂しいです。そしてシンフォニーか行進曲のようにアレンジしたバージョンを用意してください。前奏もほしいです。五輪のように勝ってから歌うならまだしも、試合前 の演奏では歌いにくくて内にこもるような感じでそれだけでもマイナスです。それと英語の「JAPAN」より「NIPPON」を対外的に前に出してくださ い。セレッソで豚呼ばわりされるのがイヤなようにJAPはやっぱりイヤです(笑)
ってな議論をまじめに「愛国者」な人はやってしかるべきだと思うけどなぁ。
あんなので満足?外国で自慢できるデザインと思う?アレンジできる??
こちら側で60年遅れの国旗国歌制定論議(笑)をやらせてもらうよ。

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.blogcoara.jp/t/trackback/143624/6777290

ドイツへの道〜ノンチケ、ノンツールでバモ!〜を参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿

Foxkeh! フォクすけ!


  • Firefox ブラウザ無料ダウンロード
Powered by Six Apart